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Uranus(4月25日)

 次の日学校へ行くと、まず初めに三人からは昨日学校へ行っていなかったことを妬ましそうに突っかかられた。

 そしてそれは後に内海先生からも問い詰められることにはなるが、今の僕には言い訳できる余地もなく、三人には雫星との間にあったことも包み隠さずに話した。

 それに対しての三人からの僕への発言は容赦がなかったが、それは雫星だけでなく僕のことも思ってのこともあり、自分自身でも自覚があったことから返す言葉もなかった。

 その後一通りの経緯を知った火ノ川は、淡々と僕に言った。

「雫星の不安なんて計り知れないよ。

この一分一秒過ぎることが、私たちには到底理解することができないほどの恐怖に満ちていると思う。

それでもそれと同時に雫星は余命宣言された日から今日まで、いつどうなっていてもおかしくなかった。もちろん今この瞬間だってそう。

でも最近になって思うの。私たちはいつの間にか心のどこかでその日数が長くなる度、安心しているところもあるんじゃないかなって。

みんなも一度は思ったことがあるでしょ?このままずっと長生きしてくれるんじゃないかって。

でもそんなのは見当違いも甚だしくて、もしかしたら雫星だけは日数が過ぎる度に分かっているのかもしれない。」

 続けて火ノ川よりも暗い趣で結月が言った。

「雫星は何も悪くないよ。

だから、お願いだからこの気持ちを雫星のせいにはしないで。」

 この言葉が今の僕には痛いほど響いた。そう感じてしまう一番の理由は、それを実際に結月が雫星にしてしまった経験があるからだろう。

 僕たちは苦しい思いにぶつかった時、それを全て自分のせいとして受け入れることができず、僕は一瞬でも雫星のせいにしようとしてしまっていた。

 もう二度と、自分と同じ過ちを踏んでほしくはない。結月からはそんな気持ちが込められている気がした。

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