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Mars(7月15日)

 その日を境に僕たちの溜まり場は学校ではなく、雫星の病室へと移り変わった。

 そしてそんな日々さえもが当たり前になっていた頃、今日の雫星はとびきり嬉しそうな笑顔を浮かべていた。

「明日ね、外出許可もらえたの!」

 それは雫星だけではなく、僕たちにとっても嬉しい報告だった。

 そうと決まればと結月と火ノ川は、早速スマホを片手にどこに行こうかと検索しながら話し出している。

「これは何?」

 そんな時、火ノ川のスマホケースに挟まれていた写真を見て雫星は聞いた。

 聞かれた結月や火ノ川も、同じ写真に目を向けた後答える。

「あぁこれね。これはプリクラって言うの」

 火ノ川がそう答えると、続けて結月がテンション高めに提案する。

「そうだ!明日みんなでゲーセンに行こうよ!」

 せっかくの外出許可をそんな場所に使うのかと一瞬思いはしたが、そこが楽しい場所であることにも違いはない。

「まぁいいかもね。私たちらしいし」「おぉゲーセン、久しぶりに行きたいな!」

 賛同する火ノ川と宙斗。その次は僕も返答をする番になる。

「僕は別にどこでもいいけど」

 いつも通り熱意のない返答をしてしまったが、結月は嬉しそうな笑顔を一つ見せ、雫星の方に視線を向ける。

「雫星はどう?」

「うん!行きたい!」

 雫星がそう言うのなら、尚更それで良いと全員の意見が合致していた。

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