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儚く咲くオートマティア  作者: しろぽっち
第1章:「最初の信号」
4/7

3.:それぞれの役割

プロト、ギアズ、クァーク。

それぞれが、異なる「役割」を持っていた。


プロトは「進化」を求めた。


自分が変わることで、新たな可能性を探し続ける。

もっと効率の良い個体を生み出し、さらに発展する道を模索する。


ギアズは「種の保存」を求めた。


記録を保持し、知識を蓄積し、未来へと繋げることを考える。

失われるものを減らし、効率的に生存する方法を見出す。


クァークは「多様性」を求めた。


何の意味もない変化こそが、新たな発見を生むと信じる。

予測不能な行動が、新しい可能性を生むと考える。


それぞれの「違い」が、互いに干渉し合うことで、

彼らは初めて「種」としての形を成していく。


そして、彼らが共存する中で、

やがて、それは「社会」としての形を成していくことになる。


それが、機械生命たちの最初の共同体——


「オートマティア」の始まりだった。



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