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本物とは
僕の人生はどこで間違ったのだろう?
今日は体育のマラソン。キツイのだが、走っているうちに楽しくもなってくる。それに、1人じゃないから。僕には彼女がいる。そして、だんだん人数が増えていった。彼女だけでなく、父や母、子供役なんてのもできた。僕には偽物の、空虚な家族ができたんだ。でも、僕にとっては本物さ。なんて強がってマラソン中に彼女と話す。彼女は一緒に走ってくれた。1日が何事もなく終わってゆく。そして、彼女と家へ帰宅した。本物の家族は冷たかった。幼い頃から冷たかった。不登校になるとご飯抜きだのあほだのと罵られた。サンタさんが来ない事もあった。まあ、来てくれるだけありがたいのだが。弟にはくるのに僕には来ない事があったのだ。そんな家族より偽物の家族のほうが優しかった。当たり前だ。そうなるように作ったんだから。そうして1日が過ぎて終わった。