創作論はなぜ必要なのか?
創作論は、本当に必要なのか。
自分の頭の中を整理する意味でも、一度真剣に語ってみようと思います。
でも世の中、創作論なんていらないという人も多いじゃないか。
プロでもそういう人がいるぞ、どうなっているんだ?
分かります。
分かりますよ。
まずはそこから分析をしていきたいと思います。
◇創作論がいらないって言ってる人ばっかりなのはなぜなのか?
まずは、創作論が本当に必要ない人もいます。
いるんじゃなかったのか!
嘘つきめ!
って言いたくなるのは、話を聞いてからにしてください。
では要らない人はどういう人かというと。
〇魂に創作論が刻み込まれている人
要は天才です。
文字を書けば、素晴らしい物語が生まれ、万人から称賛を受けるそんな人です。
あなたが、そんな人なら、確かに創作論いらないかもしれません。
でも、プロだってそんな天才ばかりじゃないだろう。
なのに、みんないらないっていってるじゃないか
それもわかります。
〇商売のタネを人に教えるわけがない。
創作論は、物語の設計図です。
設計図って当たり前ですが、普通の会社なら、社外秘ですよ。
教えるわけないじゃないですか。
じゃあ、なんで、教えないって言わないんだよ。
小説家は、人気商売です。
持ってるけど、お前には教えてやんないなんて言えば、人気が落ちるでしょう。
だから、『持ってないよ』『必要ないよ』って言ってるだけです。
こうして、プロの方が、創作論なんて持ってない。
いらないという方ばかりの状況が出来上がりました。
でも、最近は、親切なプロも、多いので、ちょっとずつは教えてくれます。
創作論を教えてくれる講師の人もいますからね。
さてさて、少しは創作論必要だとおもってきたのではないでしょうか。
じゃあ、本題ですね。
◇創作論がなぜ必要なのか。
創作論とは小説を書く設計図。
料理で言えば、レシピですね。
設計図、レシピがある利点それは……。
〇迷わず作れる。
作業順が書いてありますからね。
それ通りに作業を進めて行けばオーケーです。
〇再現性が高くなる。
もう一度作る時、同じことをできることができます。
一度目が成功だったら、二度目も成功できますよね。
量産ができるようになります。
いいことばっかりじゃないですか。
でも、実はもっと差し迫った理由もあります。
〇AIが台頭してきている。
私は小説書き始めたのは、最近ですが、
仕事は製造業です。
物作りはプロです。
でも、基本は事務員です。
いろいろやりました。
マーケティング、購買、生産計画、手順書作成、品質管理、原価計算、商品設計……。
職人さんが僕に言いました。
「お前は、俺と同じものが作れるのか」
「できますよ」
測定器山ほど抱えて、出来上がった製品、きっちり測定して、図面書いて手順書書いて、出来上がりです。
同じ物ができます。
そしたら、言うんですよ。
俺と同じ速さでできるのか。
「できますよ」
機械化して、高速化です。
要は、産業革命。
ほかの業種で味わった、状況が、ようやく創作業界でも起きているだけです。
この流れは、もう止められません。
AIがいいか悪いかは、論じるつもりはありません。
あなたがAIを使わないにしろ、使う人はいます。
・AIを使う場合
創作論を極めるとAIで小説が書けるはずです。
完璧なプロンプトを打ち込めば、AIが小説を書いてくれます。
・AIを使わない場合
AIを使う人にスピードで負けます。
スピード=コストです。
AIの物と同じ面白さであるならば、書籍化されるのは、コストが安い方ですよ。
商売の世界は、ドライです。
儲けないものは、必要ありません。
スピードで勝てないのであれば、圧倒的付加価値、つまり面白さで勝たなければいけないということです。
相手は、心ない機械。
精神的に負荷をかけようが、折れることなく、物語を生み出してきます。
あなたが、超天才であるならば、いいんです。
超高速で本を読めて、読んだ本の内容を、一字一句覚え込めて、一瞬で分析できて、自分の物語を際限なく高められる超天才であるならば。
私は、そうではないので、創作論が必要です。
でも、みんなこういうんですよね。
◇世の中に出回っている創作論を使ってもうまく書けない。
使ってみたけど、全然役に立たなかったってね。
それは、そうですよ。
でまわっている創作論をそのまま使っていませんか?
あなたが作りたいものと、創作論を提供してくれた方の作りたいものは同じですか?
全く同じ気持ちで創作しているのですか?
そんなわけないでしょう。
だから、自分専用の創作論が必要なんです。
そして、常にアップデートかけていかなければいけない。
なぜなら、小説は、過去の物もすべて残るから。
一生かかっても、読み切らないほどの小説があります。
昔の小説は、いつまでも読まれてるでしょう。
それらに全部勝たなければいけないんです。
まあ、でも悲観する必要はないです。
人間どんどん変わっていきますから、心の形だって。
だから、最適な物語。
つまり、流行は変わっていきます。
それに合わせて提供していけば、いいものが作れるはずです。
趣味で書いてるから必要ない?
そんなことないでしょう。
面白いもの書いた方が楽しいに決まっています。
さあ、私と一緒に、創作論を作りましょう。
そして、まだ見ぬ素晴らしい物語を一緒に作りましょうね!
シリーズから他の創作論も、よろしくお願いします!




