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パチンコ編

勝つための研究は、フィーリングではないです。

 康太は、16時頃にセガワ会館に到着し4、財布の中の軍資金を確認した。

「3万円か」

康太は、パチンコにするかスロットにするか、迷いながら、ホールの中をうろうろと彷徨う。

朝から1000回転以上回って、当たりなし。そろそろ、初当たり来るかもと、

康太の謎の思考が働き、「戦国娘1/319バージョン」というパチンコ台に座った。

 一万円をシュパーと投入し、球を打ち出しはじめる。釘の状態などわからぬ康太は、

抽選されぬことにイラつきながら、ハンドルを強く握った。

「1,000円で、11回しか回らない。5,000円まで打ってみるかな。」

3,000円、4,500円、5,000円、8,000円、9,000円、1,0000円、結局、使い切るが当たらない。


 康太は、一万円をシュパーと再度、投入し、打ち始める。

特に趣味のない康太にとって、パチンコやスロットで勝つことが趣味と言えた。


 6,000円ほど使うと、画面一杯にアニメのキャラクターが踊りだし、当たった。

瞬間、康太は、興奮し、台の前面に付いているボタンを連打していた。


うわごとにごとく「来た来たキター当たりキター」

 この当たりで500発ほど稼ぐが、当たりが続かず、稼いだ球もすぐに失ってしまった。

1/319の確率がそうそう当たるかっと捨て台詞を吐き、店を後にした。

 短時間で16,000円を失い、仕事の時給換算で、二日分の給与を失ったにも関わらず、

明日の投資のために銀行のATMに向かう康太。バカな行為であるが、誰も彼を止めることはない。

ATMで2万円を下ろすと、「夕食を買いに行くのは、20時以降にするかな。」と思い、

50%offの総菜に狙いを定め、一旦、アパートに康太は、戻った。


パチンコで勝つための努力であった。


夕食は値引き品で

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