春
風が寒いですね、そんな繰り返しをいつしか春が来ないか。
それならば花が舞う陽だまりの丘に心を置いてきて。
揺れる雑草は僕の邪念なのか。
あなたの前では無力なの、口を摘んでは結ぶのよ。
枯れ果てる涙が宙を舞う、消えてしまいたいがおぼつかない生きる力。
粉々になって嵐は巻き起こる。
あなたの前では恥ずかしいのに、そんな思い出が僕を成長するんだ。
あなたの為なら転がっていくさ、流木のように。
あなたに伝わるならば仰せのままに。
意気地のない僕を許してと笑いたんだけど、溶けてゆく。
あなたが居場所がなくても、誰かがささやかな繰り返しを笑い会おうよ。
燦々な不甲斐ない気持ちが僕を歪ませるんだろうか。
こんな毎日がどうか、続きますように。
僕には何ができますか。
あなたの名前を呼んでいいですか。
分速で僕は泣き喚くんだ、そう、あなたのことを
落ちては繰り返すんだけど、笑い会いたいからさ、奇跡でしょうがない。