パワハラ上司への心構え
どのようなことを言われても取り合う必要はない。
問いかけに真面目に答える必要はない。
向き合えば向き合うだけ、自分の思考力の無駄遣いである。向こうは、こちらの返答内容を踏まえるつもりは1ミリもない。いまもっている答えを否定して、粉々に踏み砕いて、自分の考えを打ち立てることを目的にしている。
経験値を盾にして、言葉の槍をつきたててくる。盾と槍を構えずに、部下と接することはできないのか。攻撃でしか部下と関われない、哀れな人間だ。哀れな人間だからこそ、その惨めさを隠そうと、部下に強く出るしかないのだろうか。
そうやって、私は相手を見下すことで、バランスを保っている。