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コードネーム

それはとある日

「さて〜明日は誰をからかってみようかな〜」

私は大学から下宿先に帰っている最中だった。

「……お前、樋口翔子か?」

「ん?」

私が声のした方を見ると、そこには帽子、マスク

黒いサングラスで顔を隠した人間がいた。

多分声の高さ的に男性だろう。

「答えろ」

極力、声を発したくないんだろうか。

殆ど単語だけを発してくる。

「い〜や。というかさっきから私のあとつけて

いたでしょ? 貴方尾行下手だね」

「黙れ」

と言うと徐々に距離を詰めてくる。

「せめてもう少し足音を隠したりしたら?

バレバレだよ〜?」

「質問に答えないか」

「だって答える義務無いし」

「じゃあ痛い目合ってもら」

「ごめん〜頼んだよ〜

'キャッスル" "オーシャン"」

私がこんな風に合図を送ると

「よっしゃーー!! 出番キターー!!」

「お前はちょっと落ち着けって……」

「……ッ!?」

目の前の人物はとても驚いていた。

だって私と人物しかいないと思っていた場所に

いきなり2人の男性が出てきたのだから。

「というか貴方は私にはめられたんだよ。

だってわざわざ2人きりになれる場所に

貴方を誘い込んだんだ〜」

「凄いっすね先輩!!」

「はい、キャッスルうるさい。彼女にエロ本コレクション

送りつけるぞ〜?」

「ひぃ、そ、それは勘弁を……」

「……キャッスル、お前はそれを言ってこうなるって

分からなかったのか?」

「さーせんオーシャン」

「反省してねぇだろ、テメェ」

「……クッ」

2人が言い合いをしているうちに私をつけていた男は

隙を見つけて逃げようとした。

だが……

「させないよ」

「諦めて大人しくしな」

と2人に退路をふさがれていた。

「貴方が大人しく私をつけていた理由を教えて

くれるなら解放するけど……どうする?」

「捕まるか!!」

と男はオーシャンの方に向かった。

オーシャンの方がキャッスルよりも小柄のため、楽だと

踏んだのだろう。

「うん、それは正解かもしれないけど

ーーなめるな」

とオーシャンは向かってくる男を一緒避けた様なフリを

した直後、腹に重たい一撃を食らわしていた。

「ガハッ……」

男は痛さのあまりうずくまっていた。

「さて、どうするこれ?」

オーシャンは目の前でうずくまっている男を指差して

私に言ってきた。

「そうだね〜とりあえず連れていけって言いたいけど

邪魔だし、いらないよ」

「じゃ、そこらに転がしておくか」

「にしてもありがとうねオーシャン。いや

ーー国木田」

というと目の前の人物オーシャンこと国木田は

「……というか前から言おうと思っていたんだけど

なんで僕らコードネーム呼び?」

呆れながら言ってきた。

「いいじゃないですか〜俺はカッコよくて好きですよ」

と言ってるのがキャッスルこと森だ。


2人のコードネームの由来は


国木田拓海

→拓海→海→オーシャン


森結城

→結城→城→キャッスル


という結構安直な決め方だ。


「というか樋口さんは自分がこうなった原因

分かっている?」

「うん、分かっているよ」

そろそろ最終章に入っていきます

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