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再会・・・?

久しぶりにあの人物が登場・・・!!

「えっ……」

私は驚きを隠せなかった。

何故なら、その声は私が一番聞きたかった声だからだ。

ーー私をいつも助けてくれた


ーーその声を聞くだけでどれだけ救われたか


ーーあぁ、やっと見つけた!!


「ひ、広樹!!」

「久しぶりだな、翔子。

ーー悪いが時間が惜しいからまとめてかかってこい」

「お、お前!? なんでここにいるんだよ!?」

「……来ないならこちらからいかせてもらう」

と言うと広樹は周りにいた数人を一瞬のうちに倒した。

(すごい!! あの広樹だ!! やっぱり強い!!)

数人であっても怯みもせずに相手をして

倒してしまうのだから、あの時から広樹の強さは

衰えていない。

「ふ、ふざけんなーー!!」

と男性の1人は手に棒を持ち、殴りかかってきたが

「……甘い」

軽々と避けて、腹に重たい一撃を食らわせていた。

なんと広樹が来てから、数分もせずに全員倒して

しまった。




「ひ、広樹」

「……」

「あ、あれ? 」

「……帰るか」

と広樹は私達に背を向けてどこかに行こうとした。

「ど、どこにいくつもりなの……」

私がそのように言うと広樹は振り向いたまま

「……翔子に話す必要あるのか?」

と言ってきた。

(なんで私の方を向いて話してくれないの?)

「ま、待って広樹!!」

「……なんだ?」

さっきよりも不機嫌さが増した声で返事が返ってきた。

「なんであの時私に何も言わずに私の目の前から

去っていったの!!」

「……」

「ねぇどうして!? 答えてよ!!」

「……」

「お願い……教えてよ……!!

ねぇ広樹ってば!!」

「ーーそれを話して何か変わるか?」

「えっ?」

「だから俺がそれを話して何か変わるか?

俺のあの頃が戻ってくるのか?」

「そ、それは……」

「なぁ翔子」

「な、何?」

「ーーお前は何がしたい?

それを知ってお前の好奇心は満たせるだろうが

俺に一銭の得にならない」

「……っ!?」

「というか過去をぶりかえすな。

あの事件はもう終わったんだ」

「で、でも……」

「ーー翔子、お前は俺の親か?

親や肉親でもない、幼馴染が首を突っ込むな」

「わ、わ、わ、私は、そういう意味じゃ……」

「じゃあなんだ!! 」

「ひっ……」

私は広樹の怒りのこもった声に驚いてしまった。

彼がこんなに怒った姿を見るのは初めてだ。

怯える私を振り向いて見る事はせず広樹は

「ーーとりあえず、もう会う事は無いだろ」

そう言ってきた。

「い、嫌。それは嫌!!」

(だってせっかく会えたのに!?

このまままた会えないなんて嫌だ!!)

「じゃあな翔子。幸せに」

広樹は再び歩き始めた。

「広樹、嫌だ!! 待ってよ!!

また私を置いていくの!?」

私が言うと、広樹はこちらを振り返り

「ーーだってお前、行動が遅くて邪魔なんだよ。

いたら俺が疲れる」

と言ってきた。

「私はあの頃の私とは違う!!

だから一緒に連れて行ってよ!!」

(そうだ。私はあの頃の何も出来なかった

私じゃないんだ!!)

「はっ、笑わせるな。

翔子を連れて行くって?

ーーんなの絶対あるわけが無い。

特にとろい翔子は!!」

「そ、そんな……

う、う、う……」

私は泣き出しそうだった。

大好きな人にあそこまで言われるとは思っておらず

心が折れそうだった。

「また泣く。

結局お前はあの頃から変わって無いじゃないか

そんなんで変わったってよく言えるよな

ーーじゃあな翔子、もう会わないだろ」

と広樹は私に背を向けたまま去っていった。


ショートストーリー



「あ〜あ、言い過ぎたな・・・」

俺はさっきの幼馴染としていた会話を

振り返っていた。

「でも、こうでも言わないとあいつは

俺を嫌いにならないよな・・・」

そう思いながら俺は成長した

幼馴染の姿を思い出す。

あの姿を見て、心が高鳴った。

だからこそ俺は・・・

「大丈夫だ。翔子は・・・

あいつだけは絶対守ってやる

ーー例え俺の全てに代えても」


ーーこれからいくら嫌われようとも


ーーどんな事があろうとも


ーーこの誓いは守る

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