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おかしいな・・・

そして慌ただしいまま気がついたら放課後に

なっていた。

私はクラスメイトに遊びに誘われたが用事があると

言って別れた。

その帰り道の途中で気持ち悪くなりトイレに向かった。

「うっ、オェッ・・・!!」

個室に入るなり私は嘔吐してしまった。

自分でも何故吐いたのか分からない。

「あれ・・・おかしいな・・・?

なんでだろ・・・?」

だだ分かるのはクラスメイトの手の平返しが

あまりにも酷かった事だ。

(あいつら・・・!!人の見た目が変わった瞬間

いきなり持て囃してきて・・・)

あそこまで綺麗に人は手の平を返せるのか

まさか私自身が体験するとは・・・。

「ま、また気持ち悪くなってきて・・・オェ・・・」

私は結局この後、1時間近くトイレに

閉じこもる事になった。

道中何度も嘔吐しそうになりながらも私は家に着いた。

「た、ただいま・・・」

母は私の顔を見るなり

「翔子ちゃん!?貴方大丈夫なの!?」

「私はだ、大丈夫だよ・・・うん、大丈夫」

「明らかに大丈夫じゃ無いでしょう!?

ほら手を貸すから」

「ご、ごめんなさい・・・お母さん・・・」

私は自室までの階段を母に支えてもらいながら

登り切り、自室に着いた。




服を着替えて、私はすぐに寝た。

慣れない言動、仕草が疲れる原因だったのだろう。

そして夢の中では広樹との思い出が蘇ってきた。


ーー広樹と行った秘密基地


ーーテスト前での勉強会


ーー毎年必ず開催してくれた誕生日会


などなど様々な広樹との思い出が蘇ってきた。

(あっ、この時は楽しかったな・・・

だって必ず隣に広樹がいたんだもん)

他人から見れば私は盲目的な人間に見えるだろう。

彼がいなくなったから、彼を貶めた奴らに

復讐までする人は早々いないだろう。

でも・・・

(私は広樹が何においても一番・・・

だから尚更止まる訳にはいかないの・・・!!)

そうだ、私はこんなところで倒れている訳には

いかないんだ。

(広樹の無念を晴らす・・・)

私が最後に広樹と遊んだ日。

あの駅での話、多分広樹は多少私を連れていこうと

考えていたのだろう。

でも・・・彼はしなかった。

(ねぇ、私はあの時、広樹になんて答えれば

正解だったのかな・・・?)

そして最後に私に髪留めをくれた。

あの時、彼がどんな気持ちで私にくれたのか

私は分からないし、あの髪留めは机の奥深くに

しまった。

(でも待っててね、奴らも同じ目に合わして

あげるからね・・・)

既に()()は揃っている。

そして復讐の順番は決めた。

「まずは常村・・・そして次に担任

アハハ〜待ってろよ2人とも二度と

笑えない様にしてあげるよ〜

死ぬ方が楽なくらいにね〜」


ーー既にどうやら私は狂っている様だ。


ーーどうせ広樹がいなければ意味が無い


ーー私は彼がいなくなった時から

狂い始めていたのだろう


ーーだけど今はそれが丁度いい


ーーとても気分が良い

次回から常村への復讐、始まりです。

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