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落丁「どこかの誰かといつかの会話」
数分前に110話上げてます!!
まだの方はそちらからどうぞー
「久しぶりに会うけど、君はやっぱり面白いね」
「振り返るのは間違いじゃない。ただ振り返りが足りてないのさ」
「君が誰かを守りたいのなら、簡単な話だよ」
「逆境だけを思い出すんじゃない。大事なのはその時に自分が動けた事実を思い出すことだ」
「よく思い出してごらん」
「君はゴブリンに襲われた時、ナイアを背に庇っている」
「ギルドマスターにだって立ちはだかって見せたじゃないか」
「勇者相手も賢者相手も同じこと。第二王女にいたっては確かに君が救った命だ」
「大事なのはただ一つ。君は『誰かの為に動ける人間』だということさ」
「君なら大丈夫。なによりも──」
「──君には私がついてるから」
これは本編じゃないッス
本編の次話投稿はgw中にやるッス
(ペンギンのような生き物より