無題詩41
頭の中にしおりを一つ差し込めば、
神の記憶が溢れだす。
尻の穴から羽ペンを突っ込めば、
神の細胞が溢れだす。
救いもしない、助けもしない、
存在の否定された神よ!
祈りもしない、願いもしない、
態度の巨大化した人よ!
どちらも興味がないから地獄に堕ちてください!
死ぬことのないわれらから見れば、
どうでもいい。
バガボンドも信じることのない夢も希望も、
食べればいい。
互いの価値もない、輪廻を繰り返す、
ひたすら食べられ続ける動物よ!
生きようとしない、邪魔され続ける、
ただ汚染の惑星となった地球よ!
搾取されるだけの供給されたお乳ください!
いつか、いつか、天の光が暴走することを祈って乾杯。
何もかもなくなればいいとわれらは思う。
そう、われらは死そのもの。詩そのもの。
消滅のときに奏でる死は美しい。
減退のときに流れる詩は美しい。
それまで、たくさんもがいてください。
パニックになるほど煌めきを増すからさ。
せいぜいプラスチックを食べられるように加工しなさい。
アンゴル・モアの姉貴が20××年に来るまでに。