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無題詩1~42(2011年)

無題詩41

頭の中にしおりを一つ差し込めば、

神の記憶が溢れだす。

尻の穴から羽ペンを突っ込めば、

神の細胞が溢れだす。

救いもしない、助けもしない、

存在の否定された神よ!

祈りもしない、願いもしない、

態度の巨大化した人よ!

どちらも興味がないから地獄に堕ちてください!


死ぬことのないわれらから見れば、

どうでもいい。

バガボンドも信じることのない夢も希望も、

食べればいい。

互いの価値もない、輪廻を繰り返す、

ひたすら食べられ続ける動物よ!

生きようとしない、邪魔され続ける、

ただ汚染の惑星となった地球よ!

搾取されるだけの供給されたお乳ください!


いつか、いつか、天の光が暴走することを祈って乾杯。

何もかもなくなればいいとわれらは思う。

そう、われらは死そのもの。詩そのもの。

消滅のときに奏でる死は美しい。

減退のときに流れる詩は美しい。


それまで、たくさんもがいてください。

パニックになるほど煌めきを増すからさ。

せいぜいプラスチックを食べられるように加工しなさい。

アンゴル・モアの姉貴が20××年に来るまでに。

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