第4話 新たな仲間
第4話
2人で話していると、誰かが、部屋の扉をノックする音が聞こえた。
「どうぞ」
「失礼します 」
入って来たのは、レベルがかなり上で、同い年の少年だった。その少年は、天金神だった。
「あの、2人きりにしてもらえませんか?」
「良いですよ。天空神、後でね」
「うん、また」
天金神は天山神がいなくなった事を確認すると、天空神を見る。
「天空神、君が好きだ」
突然の告白驚き過ぎて、言葉が出なかった。
「僕はずっと強い君を見ていて、強くならなきゃって思ったんだ。」
「・・・あの。告白の答え、またでも良いですか?」
「うん。待ってるよ」
天金神は笑顔で部屋を出る。
数分後。
「何の話してたの?」
「いや・・・ちょっとね」
「そっか」
「・・・お兄ちゃん。好きな人っている?」
「いるよ、しかも俺から告白した」
「告白したの?」
「うん。天空神は?」
(言ってもいいのかな?でも内緒にして貰おう)
「天金神様に、告白されたの」
「えー。で、どう答えた?」
「考えておくって言った」
「またその事教えてね」
「うん」
天空神は心の準備が出来ていなかった。
次の日。
「天空神、おはよう」
「おはようございます。天金神様」
「・・・」
少し間を空け、
「・・・お付き合い、お願いします」
その答えに天金神は微笑み、
「ありがとう」
と優しく言った。
「あの、兄弟っていますか?」
「うん3つ上の兄がいる」
「私と同じだ。私には双子の兄がいます」
色々と聞き合っていると、
「天金神、何処だー」
と、天金神の兄が呼ぶ声がした。
「ヤベー、兄さんに見つかる。見つかるとやばいんだよな。今日はこれで、またね」
「また」
天金神は慌てて去って行った。
天空神は部屋へ行く。
「失礼するよ」
「お兄ちゃん」
「何?」
「天金神様に告白の答え言ったよ」
「凄いやん」
すると
「キッキッキー」
突然、敵が現れた。
「今の声は」
「下へ行ってみよう」
「うん」
2人は走って下まで行く。
「お兄ちゃん、皆んなを逃して」
「分かった」
天山神いつもの2倍で走り、天民を逃す。敵は1つも能力を持っていなかった。すると、光るものが見えた。それは小さい刃物だった。敵は刃物を振り回し、天空神を襲おうとする。
(避けきれない)
天空神目を瞑る。その時だった。攻撃が来ない。目を開けると、目の前に天山神がいた。
「お兄ちゃん・・・」
天山神は天空神を庇った。腕を刺され、地面に血がポタポタと落ちる。敵はニヤリと笑う。
「お願い、やめて」
天空神は泣きそうになりながら、魔法を敵にばら撒く。敵は吹き飛ぶ。
敵は消えた。
「うっ」
天山神は腕を押さえて丸くなる。天空神は天山神に急いで駆け寄る。
「お兄ちゃんごめんね。私がもっと早くに敵を倒してれば、怪我をしなくて済んだのに」
「心配ありがとう、天空神。傷は大丈夫だよ」
天山神は天空神を優しく抱きしめる。
「天空神、天山神、大丈夫か?」
天様は走る。
「天山神様が怪我を・・・」
「天星神、手当を」
「はい」
「守ってやれなくてごめんな」
「いえ、私が・・・天山神様を守れなかったんです」
天空神は天様に抱きつく。天様も天空神を抱きしめて、優しく頭を撫でた。
「天山神の傷は深かったが、命に別状はないから、安心して」
「はい」
天空神は安心した。そして天空神は心配そうな顔をしながら、天山神の部屋に向かったのだった。
続く




