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いつかきみと  作者: 孝尾
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義平と深雪〜深雪の勇気〜

晴れて良かった。ネットの天気予報でも1日中晴れるようだ。

方丈との約束は16時に俺の家の近くにある喫茶店で集合。

俺がアニソンのCDを渡すことになっている。


そうこうしているうちに時計の針は15時30分を指している。


そろそろ行くか。


歩いて10分程度、喫茶店に到着。


入店して席に座る、とりあえずクリームソーダでも頼むか...


「お待たせしました、クリームソーダです」

マスターがクリームソーダを持ってきてくれる。

この喫茶店は老舗でご夫婦で切り盛りしている。


すると店の扉が開いた。小柄でかわいい中学生くらいの女の子に見える。


「いらっしゃいませ。」


その少女は店内全体をキョロキョロ見ている。

そしてなぜか俺の方に彼女の視線向く。

その少女は笑顔になってかけ寄ってくる。

え?誰?

「鳥居...!本当にありがとう!!」

え?もしかして

「方丈か...?気づかなかった」

本当に気づかなかった

「お前眼鏡はどうした?今日はコンタクトか?」

疑問を投げかける

「私アレ伊達メガネ...!」

方丈は衝撃の事実を話した。

眼鏡がない方丈。一般的に『かわいい』と言われるレベルだと思う。

少し緊張するが、まぁ見た目以外はいつもの方丈だ。

「はい、例のCD。」

方丈は嬉しそうに「ありがとう!本当にありがとう!!鳥居!」

「とりあえずお前も何か頼めば?」俺が言う

「うん」

「すみません」方丈がマスターを呼ぶ

「はい」

「アメリカンコーヒーを1つお願いします。」




しばらく好きなアニメやラノベの話をする。



そして話が変わる。

方丈はモジモジしながら「あのぉ...」ときり出す。

「ねぇ鳥居。前に私がクラスメイトに不登校だったことをイジられてた時があったじゃん...?」

「うん」

方丈は続けて

「あの時守ってくれたの、イジられて悲しかった以上に鳥居の優しさが嬉しくて泣いたんだよね...」

「本当にありがとね?鳥居」

「俺は当然のことをしただけで、これは高山にも言ったが、お前がよく話たりするやつじゃなかったり、席が近くじゃなかったら同じ行動はおそらくしていない。」

「でも私は本当に嬉しかった!」


俺達はそれからオタク話やあの俺と方丈を含めた5人集団のことについて話して解散となった。


喫茶店を出る

「ありがとうございました〜」


夏至が近づいている影響か夕方にしてはまだ日が心なしか高いか。


「鳥居ありがとね!」

俺が淡々と答える「ああ。」

方丈が「じゃぁまた学校で!」

「ああ、気をつけて帰れよ」

「うん」

「あー方丈。」

「うん?」

「眼鏡かけない方がなんと言うか...その...いいぞ...?」

俺はぎこちなく答える

「どう言うこと?」

「何でもいい!!気をつけて帰れよ!」

「ああうん。ありがとうね!」


俺は何を言おうとしてたんだ?

義平と深雪のデート(?)回です。

お読みいただきありがとうございます。

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