誘いと受け〜深雪の勇気〜
もう既に夏ではないかと言うほど暑い6月上旬、今は昼休み。クラスメイトは人それぞれ弁当を食べたり、食堂に行ったり、購買でパンや揚げ物を買ったりして皆過ごしていた。
俺達グループは教室で昼食後集まっていた。
「てかさー。最近暑くね?梅雨いつ来るの?」
竹中は元気よく大声でだが不満げに訴える
「葉瑠、でもさぁ雨は大変だよ?自転車通学してる鳥居くんと深雪ちゃん、そうだよね?」
「うん...でも葉瑠ちゃんが言ってることは分かるよ。もう朝と寝る時以外はエアコンつけてるもん私。」方丈はいつの間に竹中を名前で呼ぶようになったのか?謎である。
俺は面倒臭そうにだが核心を突く言葉でこう答える「雨ではチャリ通は地獄だが暑いのも地獄。以上」
「ハッハッハっ!」3人笑ってんな、意外とウケたか?
すると竹中は「颯馬の奴どこいったん?」
するとタイミングよく真田が教室に入ってきた「あーめんどくせいね」
「お、颯馬!ナイスタイミング!今あなたのこと探してた!」
「どーしたん?」
真田がしゅんとして語る「普通科の女子に告られた...」
本当に驚いてるであろう竹中「まじ?」
こちらも驚いてるであろう高山「え?」
びっくりしてそうな方丈「おおぉ」
興味がない俺「ふーん」
真田は竹中と高山に質問攻めにされる。
一方、俺と方丈は
「なんかすごいね」と方丈が言う
「まぁ真田ならこのくらい普通だろ」
「そうかもね」
「話変わるけどさあのアニメ観てるって言ってたよね?『僕ラブ』」
「ああ僕ラブなぁ。今年の冬から2クールでもうそろ終わるよな。」
「そうだね」
「1クール目のエンディング好きでな。CD買ったんだよ。」
方丈が喰い付くように「え?マジで?」
「マジでマジで」
「鳥居、貸してくれない?」
「別にいいけど、学校に持ってくるの面倒だなぁ。」
どこか緊張している様子の方丈「...じゃあ、土日に待ち合わせしない?」
「?いいけど。」
「お前どこに住んでんだ?」
「廣河町...」「そりゃ知ってるわ!廣河のどこに住んでるのか聞いてんだよ!」
「水原...」
方丈が答えた
「水原かぁ...俺の家の近くの喫茶店で茶でもしながらCD貸そうと思ったが...遠いなぁ」
「大丈夫...大丈夫!行く...!場所教えて!」
「ああここの県道をまっすぐ西へすすんで、交番がある、近くに一方通行の短い道があるからそこに喫茶店あるぞ。」
「わかった」
続けて方丈が言う
「あの...鳥居?LINEやってる?」
「ナンパ!」
「ち...違うよ!!」
ついあまりにもそれっぽいのでツッコんでしまった!
「あー最近スマホ買ったから一応やってるわ。家に置いてるから電話番号教えるな。」
「...ありがとう鳥居...」
つづく
遂に二人っきりで会う約束をした義平と深雪。
どうなるのでしょうか?
今回も私の駄作をお読みいただきありがとうございます。次回もよろしくお願いします。




