花火大会2
日が傾いて、多少暑さはマシになったがまだ暑い。
俺達は色んな屋台を見ている。
まぁ俺は四人について行ってるだけだ
が。
「あー射的!颯馬やろう!」と竹中は真田を誘う。
「うんいいよ。」
相変わらず仲いいなぁこの2人。
「陽奈!深雪!義平もいやろうよ!」
ふつうここはラブコメアニメでは男の子キャラが射的で取った景品を女の子にプレゼントする流れになるのだが、真田も俺も女子組も誰も何も取れなかった。
あ、金魚すくいだ。
「俺金魚すくいやりたい」
「あたしもやる!対決だ!鳥居くん!!」と高山がノッてくる。
「あー負けたー!」俺の圧勝
「ふん」
「あたしのすくうやつ、すぐ破れたぁ...」
「コツがあるんだ。」
「え?」
「まずこのすくうやつ、ポイな。これの紙の部分を最初に濡らすんだよ。濡れてるところとまだ濡れてないところの境目が破れやすいんだ。」
「そしてできるだけ水面に近い金魚を狙って、できるだけ水面と平行にポイを入れる。そんな感じでやったら意外と取れるぜ。」
「マジで?!確かに鳥居くん、最初に濡らしてたね。」
「もっかいやって見る!」
「やったー!3匹取れたーーー!!」
「でもどうしよう?育てられるかな?あたし。魚自分で飼ったことない。」
「無理なら俺が育てるぞ。あ、でももしよければ育て方教えてやるよ。」
「え?本当?!ありがとう!」
花火までおそらくあと1時間程度。かなり日が落ちて来ている。
!忘れていた...俺はやらなければならんことがある。
覚悟を決める。
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