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いつかきみと  作者: 孝尾
24/35

義平と陽奈2

俺と高山はカフェを出た

「ねーゲーセン行かない?」

「ああいいけど」

「やった!」


「あ!エアホッケーやろうよ!」

「うん。小学生以来だなぁ。」



「やっ!ほいっ!はっ!」と高山は楽しそうにやっている。俺も楽しい。

高山と出かけられて嬉しい...と感傷に浸っていたら、

カタン!と俺側にホッケーの丸いヤツが入ってしまった

「やったーーー!あたしの勝ち!!!」

「くそ!」

「楽しかったぁ!」

高山は眩いほどの笑顔で俺に語りかける。

最早、自分に嘘をつく必要もあるまい。

俺は高山が好きだ。

もし花火大会の日、高山と二人っきりになれたら『好きだ』と言おう。

例えこの関係が壊れたとしても。

何にでも代償は必要だ、と思ってたら、

「ねぇねぇ!次UFOキャッチャーやろ!」

「...ふふっ....ふふっ...」

「どうしたの?」

「クレーンゲームだろ」

「え?!UFOキャッチャーって言わない?」

「まぁいい、最初は俺からやろう。」

「右右右ストップ!少し奥にやってストップ!これでイケるよ!」

「よし、ボタン押すぞ」

景品のぬいぐるみが取れた!

「やったね!流石は鳥居くん!まぁでもあたしのアドバイスも良かったよね!」

「...はい」

「え?」

「やるよ」

「え?いいの?」

「俺はこういうのは好まん。お前は好きそうだし。」

「...!!!」

「...ありがとう!!!一生大切にするね!!!」

「大げさだな。」


俺達はバスに乗って駅に着いた。もう既に、日は傾いている。


「あー楽しかった!誘ってくれてありがとう!」

「いや、こっちこそ。ありがとう。俺も楽しかった。」

「花火大会も楽しみだなぁ。」

『福岡発大牟田行きまもなく到着します。』

と駅のアナウンス。

「あ、行かなきゃ!」

「じゃぁね!ぬいぐるみありがとう!また花火大会でね!」

「ああ、気をつけて帰れよ。」


俺は高山の後姿を見て、自分の乗るバスの列に並ぶ。


花火大会、我が人生一度の大博打だ!







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