使えない、危ないリモコン(中隊資料から抜粋)
施設の介護で、よくある「リモコン」のトラブルについて
介護施設において、便利な道具が意外と使えないことがあります。
その筆頭は各種リモコン類です。
面白いことに、介護施設では頻繁に「テレビが見れない」「電気がつかない」「クーラーが動かない」があります。
中でも一番多いのはなんでしょうか?
一度、家の中を見たらすぐわかると思います。
そう、テレビです。
テレビ、それも最近の液晶テレビ、リモコンの設計をした人はバカか賢すぎるかどちらかです。
高齢者が増えている時代に、小さな目立たないボタンをこれまた優先順序もなく、適当に配列したようなリモコンです。
「テレビがつかない」そりゃそうです、アナログ放送や契約もしてない衛星放送を選択してますから。他には電源ボタンがわからない。
こんな設計した人は是非とも自分の親父がボケたら試してあげてくださいませ!
また、「画面反転」 なんて機能は蓋でもつけるか、普段使わないからメニューボタン使って最初に設定するとかしてもらいたいですね。
実際、90歳を越えた超ベテランの技術の方は「リモコンに昔風のチャンネル回す機能を入れたらいい」とまで言われます。
テレビ放送始まってから、30年位はあった「テレビのチャンネル」、今の高齢者には馴染みの機械だからそうです。
テレビメーカーもせめて国内向けには高齢者への配慮しないと、売れませんわ。(純正品でないテレビリモコンはボタンも大きく、チャンネル選択、ボリューム選択、入力切り替えスイッチ、電源ボタンだけでした。シンプルイズベスト)
後、間抜けなリモコンがエアコンです。冷暖房の切り替えが簡単過ぎて、初夏に暖房、春先に冷房なんてことが簡単にできてしまいます。
「クーラーが効かない」、はい暖房してましたなんてのザラにあります。
暑い日に暖房できてしまうエアコンって高齢者にとっては「凶器」ですからね。
こんな間抜けな機械に囲まれてはたまりません。
わが中隊では、大きな分かりやすい、絵を使っての「リモコンの使い方」を居室に掲示したり、テレビのリモコンを使うとこ以外はカバーしたり、工夫してます。
またもっと「危険な」リモコンにもご注意を。
最近よく見かける電動ベッドです。
頭あげ機能を誤操作して首がしまってとかの死亡例もあります。
こちらは、「この方は本当に適切に電動ベッドを使えるか」見極めが必要ですね。
便利なようで、新たな不便や危険もあるリモコンには要注意です。
電機メーカーよ、高齢者も客と思え!




