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陸上自衛隊 統合介護団  作者: 通りすがりの野良猫
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部隊の訓練、待遇は?

なぜ伊丹駐屯地でヒアリング?これはおいおいと

会議室の最前列の2曹が挙手する。

「はい、どうぞ」

「大阪の松田ですが、介護員の訓練、処遇はどうなるのでしょう?私どもの現場でも、人数の確保が困難なのが現実です。聞くところによれば施設があっても、人員確保ができないためフロアーを一部閉鎖する等も聞いてますが。また入ってきた新人の訓練も苦労してますが」

「人員面につきましては、介護団発足1年前から、民間施設に幹部を出向し主に管理面について教育及び実習します。曹士については同様に1年前から民施設に出向、主に介護の実務について訓練し、施設完成後は3カ月習熟訓練をします。

出向するのは、業務内容から当初は衛生が中心になりますが、統合任務部隊でありますから、ほとんどの職種に関連が出てきますので幅広く人材を投入します。

また、訓練につきましては、施設内に設けます訓練施設で三大介護と言われます食事、排泄、入浴の訓練を実習できる機材、車椅子等の取扱訓練の機材も設置、ゆくゆくは介護福祉士の実習も部内で可能なレベルを目指します。

以上の人員は、現役隊員に関わる話でした。

ここからが、皆さん予備自の方に関わる話です。先に話をした通り、現役の訓練は外部委託しても1年足らずです。そこで我々は現在予備自を活用したいと思っています。皆さんからの情報を集約すると、士長で2〜3年、陸曹以上ならば数年以上の経歴をお持ちのようです。

そこで、希望される皆さんには現役復帰の形で採用させて頂き、訓練指導、または現場を支える一員となって頂きたく思う次第です。

また年齢や家族の都合上、現役復帰困難な方も、非常勤としてシフトに加わって頂けたらと思ってます。



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