つかの間の休息が、、、
本部への報告と少しの休息を兼ねて、伊丹駐屯地に戻った田中1尉が見たものは
田中1尉は様々な事象についての報告を兼ねて一旦、伊丹駐屯地に戻ることになった。
自隊の「連絡機」99式軽爆で前線から釜山に運ばれ、そこからはチャーター便のA○Aの767で一路、伊丹空港へ。
そこからはバスでの移動となるが、変わらぬ風景にふと、ホッとする。
韓国でみた、蟻の群れに蹂躙された街はそれほどひどい有り様になるのである。警報が事前に流れる最近ならともかく、突然湧いてきたような蟻の大群など止めようもなかったのだ。
食糧品を扱うスーパーマーケットは当然、さらにひどいのは大病院であった。ベッドで寝ている患者など蟻からしたら、皿の上のご馳走でしかない。
また車で脱出中、大群に囲まれたまま、水分、食糧もないまま脱水症状で亡くなるなど、襲われなくとも間接的な被害も多数あり、初期に襲われた市街地はほぼ全滅するくらいの被害であった。
今、絶賛開催中の羽根蟻撃滅戦が失敗したら、同じことが日本でも起きてしまう。「やれることは、全部やるしかない」改めて考えている間に懐かしい?伊丹駐屯地に着く。
わが第36施設介護中隊の建物は静かだった。
いつもはもう少し賑やかなはずと考えてると、キャタピラの音がグラウンドから響いてくる。
この伊丹駐屯地には装軌車両なんてと思ってたら、、。
74式戦車、75式自走榴弾砲、なんと61式戦車、60式対戦車自走砲まで走っている。
早い話が、展示車両を走らせているのであった。
それも、その隊列は我が中隊の建物裏の駐車場に向かっている。
近づいていくと、中隊長とばったり遭遇、あわてて敬礼し、とりあえずの帰還について報告する。
「驚いたろ」と中隊長。
「あれは皆、じい様方が36iや3後支の協力?で直してしまった車両だ。
どっから発掘したか、武装も生きてる。明日には弾も届くらしい。
おかげでじい様方の戦意は溢れるばかり、明日も出発前に出陣式だ。」
「まさか〜」
「ひょっとしたら貴様が移動中だったからだろう、陸幕からじい様方を韓国の前線へご招待だ。先に航空隊やら、海軍さんが活躍はじめてるだろう?なんかよくわからん関係を利用して突撃しちゃったみたいだ」
そりゃ、世の中「一億総活躍時代」ですけどネ。
陸幕を動かすくらいの力あったんだ、あのじい様方も。
「皆さんの編成はどうします?」
「本人たちは、第36施設介護中隊
臨時機甲支援小隊
通称 つるかめ隊 を名乗ってるよ。」
中隊に突如、配属された臨時機甲支援隊 通称 つるかめ隊 、どうなりますやら




