なんだこりゃ?
北朝鮮から始まった異変は韓国へ。
一体何が?
北朝鮮で起きた異変は、南の韓国にも起きつつあった。
さすがにこちらでは情報が入りやすいため、その原因についての映像も日本に入ってくるようになった。
「怪獣??」と小さな頃からの特撮マニアである田中1尉は思った。
でも彼がイメージする怪獣とはかなりイメージが違う。
角もないし、火も吐かない、煙も吐かない、電気を放電する訳もなく、超音波を口から出す訳もない。
どう見ても、ただの蟻。
ただやたらと大きい。多分全長30センチ。
また、やたらと数がいる。
そこら中、蟻、蟻、蟻。
蟻の波状攻撃が街を押し潰して行くのである。想像であるが、発進源はどうやら北朝鮮の核実験場辺り。
異常な大型化を促すようなことが起きたかも知れない。
そして飢えた蟻の集団は皮肉にも干魃や洪水で荒れた北朝鮮よりも南の韓国を狙い南進始めたようだ。
しかもあらかじめ北朝鮮が構築していた南進用トンネル等の北朝鮮特有の地下施設は蟻の群れの行動を秘匿するにも好都合だったようだ。
韓国軍も懸命に防護している。どうやら銃で撃つより、焼き払うのが有効と判断したらしく、火炎放射器等で焼き払っているがなんせ数が多い。たちまち燃料不足で後退するが、運の悪い分隊が逃げ遅れたと思うと、たちまち姿が消える。
航空機からのナパーム弾投下も前線の部隊の後退路を確保する等には役立っているがそれ以上に数が多いため、これまた焼け石に水。
上空に米軍らしいC130が飛来している。
後ろのカーゴドアが開いて何かを投下するらしい。
「まさかと思うが、こんな場所で物料投下するはずないから、可能性は2つか?」
なんかずんぐりした物体を載せたパレットがドローグシュートで引き出され落ちていき、、
大爆発。
どうやら、米軍も本気で面制圧兵器のデイジーカッターを落としたようだ。
さすがの蟻の山も吹き飛んだが、あとに残された街も悲惨である。
テレビは画面が切りかわってニュースは韓国大統領府から、我が国に自衛隊の出動要請とのこと。
さんざん反日を煽ってたくせに虫が良すぎるが、多数の邦人の撤退の支援や、この多数の蟻が我が国に来ないとも限らず、半島内部で食い止めるのが得策なのは明らか。
そう思ってるうちに、「人道支援」の名目で邦人撤退用の輸送艦、ヘリコプター搭載護衛艦等や武装ヘリ、輸送ヘリ、その他役立ちそうなものをありったけ搭載した艦隊を送るとのこと。どうなりますやら
わかったことは大きくなった蟻の大群が南下してること。
そしてなかなか止められなくて、我が国も人道支援に駆り出される。
どうなりますやら




