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陸上自衛隊 統合介護団  作者: 通りすがりの野良猫
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訓練風景 身体介護

ここでは身体介護の訓練現場が出てきます

巡回中の田中1尉は、7階の訓練フロアーに向かった。


訓練フロアーは居室や浴室、食堂をシュミレートした部屋、有事に使われるであろう体育館や人工芝を使って屋外をシュミレートした部屋等がある。

またバーチャルリアリティーを活用して、様々に精神疾患のある高齢者への対応が体験できる部屋まである。

その中で自衛隊らしいのは、3トン半トラック、高機動車の用途廃棄になった車が置かれ、それに迅速に車椅子に乗ったりした高齢者のダミーを迅速に搭載する訓練するエリアだ。

それらを眺めつつ1尉は、教官が2士達を教えている居室に入った。

車椅子に乗った入居者に、説明しながら、安心安全かつスムーズにベッドへの移乗を行う訓練である。


彼も母親への介護は老人ホームで見ていたので、比較して見ようとしたが、全然違う。


声かけの姿勢、トーン、目線の合わせかた等笑顔を見せながら、スムーズできれいな介護でかつ自身の体にも負担の少ないやり方である。


「矢崎3曹お疲れ様。順調ですか?」

「ご心配なく、しっかり練度は向上してますよ」との心強い返事。


次は隣の入浴訓練室に行く。

ここでは、リフトつきの浴槽で、ダミーの人形を使って機械操作の訓練をしていた。ここでは教官が作業中に様々な「状況」を入れて訓練していた。

「はい、停電です」

教官は稼働中のリフトを止める。宙ぶらりんの状況から安全にダミーを下ろし、一旦入浴を中止せざるを得ない。

「はい、そこな。この人は入浴を楽しみにしてただろう?それが作業している君のミスでなくても中止になったらまずは、そのことをお詫びしないとな。

自分ならどう感じるか、よく思い出すようにな」

まあ、いつもうまく行くとは限らないから、なんかあった時の対応をきっちりしろってことか。


うむ、後はどんな方々が来るか、だけだ。







どうやら自衛隊初の介護施設は順調のようです。

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