その特効薬を僕らは知りたくなかった
アルセ
種族:妖精? クラス:アルセ
二つ名:ツッパリ愚連隊総長、緑の姫、微笑みの草姫、魔王製造機、マイネフランの英雄、鳥少女群の主、聖樹の森の主、槌獺の主
ツッパリ愚連隊総隊長:ツッパリたちに認められた別種族のリーダー格。彼女を認めたツッパリたちは彼女からの指令を必ず遂行する。
緑の姫:植物系魔物の姫候補になれる二つ名。この名を持っていると他種族貴族たちなどに姫として扱われる。
微笑みの草姫:笑顔を振りまくことで入手できる称号の一つ。周囲への癒し度がアップする。
魔王製造機:テイムした、あるいは周囲の魔物が魔王化しやすくなる。
マイネフランの英雄:マイネフランを救いし英雄。マイネフラン国民の好感度に+補正。マイネフラン王国内でのみ全能力+補正。
装備:木の枝、白いワンピース、保護の腕輪、魔銃、回復魔弾×3000、状態異常回復魔弾×200、カブトムシ、チューチュートレイン
スキル:
言語理解:相手の言葉を理解する。
知恵ある蔦:周囲の知識を覚え理解し考え応用する能力。
忠誠豚騎士の姫:姿が見える位置にいるだけで忠誠豚騎士の全ステータスがアップする。
忠誠不良闘士の姫:姿が見える位置にいるだけで忠誠不良闘士の全ステータスがアップする。
忠誠変態侯爵の姫:姿が見える位置にいるだけで忠誠変態侯爵の全ステータスがアップする。
忠誠不死王の姫:姿が見える位置にいるだけで忠誠不死王の全ステータスがアップする。
忠誠カレー猫の姫:姿が見える位置にいるだけで忠誠カレー猫の全ステータスがアップする。
忠誠連結ネズミの姫:姿が見える位置にいるだけで忠誠連結ネズミの全ステータスがアップする。
ネフティアの親友:ネフティアが危機に陥ると???
のじゃ姫の親友:のじゃ姫が危機に陥ると???
ルクルの親友:ルクルが危機に陥ると???
マリナの親友:マリナが危機に陥ると???
ピッカの親友:ピッカが危機に陥ると???
超幸運:やることなす事に幸運が降って来る。
笑顔の圧力:周囲に笑顔を振りまき幸福にする。
幻夢の浮腕:空中に人の腕を召喚しロケットパンチを行うスキル。
奇妙な叫び:花の口から洩れる謎の叫びで敵をおびき寄せます。
不気味な粘液:花の口から放たれる謎の粘液。ねっとりとしてかすかに甘い。毒付加。
テイム:気に入った魔物を仲間に加えることが出来る。相手の了承が必要。
鋼鉄化:身体を鋼の様に固くする。普段の固さの三倍まで硬度調整出来る。
大剣補正:巨大剣を装備した場合、攻撃力、技術力に補正あり。
???の過剰すぎる加護:???に守られている。窮地じゃなくても???が過剰に反応する。
毒追加:通常攻撃に毒を追加する。
対勇者強化:勇者との戦闘に置いて有利に闘えるようになる。
種族スキル:
マーブルアイヴィ:大理石すら割り砕く蔦を瞬時に成長させることが出来る。
枯蔦の御手:自分が作りだした蔦に限り自由に枯らせることができる。
光合成:二酸化炭素と光を取り込み酸素を放出する。
水属性耐性Lv8
闇属性耐性Lv7
木属性耐性Lv2
呪い無効
魅了耐性・大
恐怖無効
毒無効
麻痺無効
睡眠無効
即死無効
黒死無効
超回復Lv4
状態異常回復Lv4
MP回復・中
死甦血液:彼女の血液を飲むと死んだ生命も甦る、かもしれない。
黒死血清:彼女の血液を飲むと黒死病の血清によりウイルスを撃滅できる。
エリクサー:彼女の血液を飲むと体力と魔力が回復し、ある程度の状態異常も治る。
発光:葉っぱが光ります。暗い夜道でも光合成が可能。
踊る:意味も無く踊り始めます。
ネギソード:ネギソードを生成できる。不折れ属性。
寄生:身体の一部を相手に埋めることで相手を養分に成長する。
アルセギン生成:新種アルセギンの種を蒔きアルセギンを生み出す。強度調節可能。
統率Lv5:軍団を統率するのに必要なスキル。指揮する程に上がっていく。
……最近、アルセのステータス見てなかったけど、なんかいろいろ増えとる……
しかしいつのまに黒死血清なんて……あ、待て、確かこの洞窟の四階層辺りでアルセが地面にしゃがんで何か食べてたよな。アレってまさか……
リエラ・アルトバイエ
種族:ニンゲンA? クラス:村人
ニンゲンA?:ニンゲン族通常型あるいは村人型のはず
村人:殆どのニンゲンが付く職業。特殊な上昇ステータスも無く、戦闘にも内政にも専門分野にも秀でない、無職とほぼ同意の職業。
二つ名:楽師の聖女、舞踏の聖女、神の妻
楽師の聖女:音楽の神に愛されし女性に贈られる称号。楽器装備時に+補正。また音波攻撃などにプラス効果。
舞踏の聖女:踊りの神に愛されし女性に贈られる称号。踊り子衣装装備時に+補正。また踊りに注目、魅了効果などが付加される。
神の妻:神々に愛されていると思しき人間に送られる称号。神聖属性への耐性に+補正。また魅了効果を持つ攻撃等に耐性を得る。
ステータス:健常
装備:ミスリルソード、アルセソード改、エルフの魔導銃|(緑)、ゴールドダガー、白金の胸当て、魅了殺しの首飾り、アルセソード、クリア・オール弾、キュアラ・オール弾、コル・ラリカ弾、ラ・ギライア弾所持。総弾数5000発。
スキル:
スラッシュ
十字斬
二連撃
剣舞
アッパースイング:相手を剣でカチ上げる。
スタンラッシュ:連撃を叩き込み相手の体勢を崩す。
雷電崩:相手をスタンさせる一撃。
ライジング・アッパー:電撃を纏わせた武器で相手をカチ上げる。
不沈撃:落下して来た相手を宙に弾き飛ばす剣技。連発可能。
ストライクバスター:落下して来た相手をその速度×2倍の一撃で地面に叩きつける。
いくよ、くずもち:葛餅に指令を与えて共同戦闘を行う。
幻影斬華:自分の幻影を相手に見せ、別の場所に攻撃を行うスキル。※明鏡止水状態
白刃取り:両腕で相手の剣を挟んで圧し折るスキル。稀に反撃による即死効果有。※明鏡止水状態
ステータスハイブースト:ステータスを一時的に増強させる。※明鏡止水状態自動発動
音速突破:音速を突破する速度で移動できる。※明鏡止水状態
雷鳥瞬獄殺:落下中の敵を雷の魔法剣で切り刻む必殺技。麻痺付与。※明鏡止水状態
麒麟天獄殺:幻影斬華と雷鳥瞬獄殺、双牙斬を掛け合わせたミックス・スキル。麻痺付与、幻惑効果あり。
双牙斬:一撃放つだけで相手に二回攻撃したような同時攻撃が可能になる。
ミックス・スキル:無数のスキルを混ぜ合わせ新たなスキルを紡ぎ出す能力。
常時スキル:
肉体強化Lv4 ※明鏡止水時:Lv14
音波増強・小
魅了舞踏・中
神聖耐性・中
恐怖耐性・中
魅了耐性・大
精神異常無効 ※明鏡止水状態
超反応:殺気を感じると反射的に防御・回避を行います。
見よう見真似:見たモノの行動を真似ることができる。
ラーニング:相手のスキルを見た瞬間使用出来る。 ※明鏡止水状態
苦労人:心労が溜まると出現するスキル。意味はない。
七美徳・謙虚:世界七美徳の一つ。世界中でこのスキルを持てる存在は一人だけ。???
種族スキル:
???:アルセの血液を摂取したことにより???
悪運・中:死ににくくなる。絶望的な状況でも生き残りやすくなるスキル。
苦労性:苦労、苦難を背負いやすくなる。他人の秘密を知りやすくなる。
努力家:経験値が1.5倍になる。
重圧脆弱:プレッシャーにすごく弱い。胃に負担が掛かりやすくなる。
癒し弱点:可愛いモノ、癒し系存在に弱くなります。稀に幸福状態になります。
明鏡止水:無我の境地に至った者だけが体得する奥義。全ての物事に動じなくなり、適確な動きが出来るようになる。極めれば相手の動きすら止まって見えるらしい。
リエラのステータスを確認する。
どうやら黒死は完全に消えたようだ。
しかし、二人とも初めからしたら凄いステータスになったなぁ。
とりあえず、ツッコミ系はスルーしといてっと、僕はアルセから血液を貰って回復しておく。ルクルとパルティにも与え、ソレを確認したアルセが別の仲間のもとへと駆けて行く。
アルセの血液どうのこうのってのがスキルにある気がするけど、もう、必要悪だと割り切るしかないだろう。これを摂取しないとどうにもならない。
そこからは、アルセの独壇場だった。
バズとエンリカが泣きながら抱き合い、逃げようとするワンバーちゃんを抱きしめプリカが泣きだす。
ネフティアが立ち上がるとアルベルトが抱きしめ頭を撫でる。無事でよかった。と兄らしくしているのだが、ネフティアは凄く迷惑そうにしている。父親の髭が痛い赤ちゃんのようなしかめっ面だ。
「無事だったようだな」
「ほんと、まさか死をここまで身近に感じたのは初めてだわ」
「こんな国、来るんじゃなかった……か?」
「あんたみたいに望郷思ったりはしないわ。でも、このパーティーと一緒に行くならこれくらいの覚悟しろってことね。はぁ……」
デヌに立ちあがらせて貰ったミルクティが尻を叩きながら溜息を吐いた。
葛餅や辰真たちがアルセの周りに集まりお礼を言っている。
ロリコーン侯爵は……あいつ気絶してるな。あーあ。幼女からの血を貰える最高の瞬間だろうに、ツイてない奴。多分全力でフリアクイーンに最後の一撃加えたようで、黒死への抵抗力を失い意識が無くなったようだ。かなり危ない所だったみたいだけどアルセの御蔭で一命取りとめたってところかな。
アルセは気にせず中心で踊り始めてます。
自己再生があるので傷付いた手頸の躊躇い傷は既に跡形もなく消えていた。
血も自己再生するんだろうか。という事は……無限に回復出来る手段持ってるってことか!?
レアモンスターなんてモノじゃないぞこれ。本当にアルセが超進化しちゃってるんですけどっ!?
「とにかく、アルセが居てくれて本当に良かったわ。私以外全滅とか笑えないと思ってたのよ」
「いくら仮定でも酷すぎますアカネさんっ」
「でも事実よ。可能性はあったわ。私とデヌと葛餅。それ以外は全員死滅していたでしょ? アルセが居たから助かった。ソレを皆覚えておかないと。私達は何故か知らないけどいつもアルセに導かれるように集まってる。彼女には借りを作りっぱなしね」
確かに、今回はアルセ様々だ。正直全滅を覚悟してバグを使おうとしたくらいだ。
というか、黒死って僕にも効くんだね。多分僕の場合死んだりしなくてバグった黒死効果になるんだろうけど。
逆に物凄い強化された黒死を撒き散らす生物兵器なりかねないし。まぁ、アルセの血で回復したからいいけど。バグってたのか普通なのかがよくわからないのが何とも言えない。
アカネたちは少し落ち着いてから最奥の間を焼却して入り、転移陣を起動させる。
最後に僕がアルセを連れて合流しようとしたのだけど、僕の肩をとんとんと誰かが叩いた。
びくんと思わず立ち止まる。
何せリエラもパルティもルクルすらも既に転移陣のもとへ向っているのだ。
背後に誰が居ると……
「あー、その、なんだ? もう二人分頼む」
影兵さんが頬掻きながら僕の後立ってました。そういえば影ながら尾行してたね。ネッテじゃなくてアルセ尾行しててよかったの?
アルセは笑顔で影兵さんと女の子に……あ、違う、こいつ男だ。滅茶苦茶可愛らしい女の子にしか見えないけど男だこいつ。
とにかく、僕らはなんとか五体満足でネズミン洞窟を攻略したのだった。
でも、外は既に。パンデミックが起こっていたことを、僕たちはまだ、知らなかった。




