30 Dランク
「それでは6件の依頼が完了されたことを確認いたしました。報酬をお受け取りください。」
ギルドに依頼完了報告に来ており、無事に受理された。
今回の報酬額は追加報酬を含めて総計で、金貨12枚、銀貨9枚である。
日本の感覚でいうと、12万9千円だ。
自分で言うのもなんだが、結構稼げたと思う。
「すごい!こんなにもらえるの?こんな大金初めて見たわ!やっと贅沢できるわ。」
アズサさんも今まで苦労していたのだろう。
喜びが爆発している様子だ。
ただ……
「さすがに贅沢はできませんよ……」
「なんでよ!」
「いや、今後のために装備とかいろいろ準備にお金が必要ですので……アンジュさん、頼んでいたものは用意できてますか?」
「はい。ご用意しております!こちらをご覧ください。」
アンジュさんは、僕たちの所持金でも購入できる初心者向けの武器・防具屋の他、服屋、魔法書店をリストアップしてくれており、渡された街の地図には場所もチェックしてくれていた。
「これは助かります。」
「いえ、お時間がかかりすみませんでした。他にも私にできることがありましたら、いつでもお声がけください。」
「ひとまず今のところは大丈夫ですが、またご相談するかもしれませんので、そのときはよろしくお願いします。」
「はい、おまかせください。あと今回の依頼達成でヒロキ様とアズサ様の冒険者ランクはDランクへ昇格となりました。パーティ『終末世界』もDランクパーティとして登録されますので、請けることができる依頼の幅も広がりましたのでご報告です。」
「昇格できたんですね。良かったです。」
よかった。これでやっとゴブリンから解放される。
コボルトも大して強くはなかったしな。
「さっそく次の依頼を請けられますか?」
うーん……装備とか色々整えてから請けたいしな……
「とりあえずまだ請けはしないんですけど、Dランクだとどんな魔物の討伐依頼があるんですか?」
「Dランクですと、代表的な魔物としてオークやスケルトン、ハーピーがあります。単体での討伐依頼は基本的にはなく、群れをなしていることがほとんどです。ゴブリンやコボルトに比べてかなり強いですので注意が必要です。」
オーク、スケルトン、ハーピー……
どれもファンタジー系の創作ではありきたりのものだな。
「分かりました。依頼を請けるときは注意するようにしますね。あとランクも上がったので能力鑑定をお願いしてもいいですか?」
「承知しました。」
鑑定の結果……
アズサさんはめちゃくちゃ能力UPしていた。
――――――――
冒険者ランク: E→D
名前: ヒロキ
レベル: 7→8
種族: 魔人
STR(力): 800→900
VIT(防御): 700→800
AGI(敏捷性): 850→900
MP(魔力): 1100→1200
LUK(運): 3→3
魔法属性: 炎
〈スキル〉
肉体強化
疲労回復
回避
――――――――
――――――――
冒険者ランク: E→D
名前: アズサ
レベル: 2→6
種族: 人間
STR(力): 50→120
VIT(防御): 40→100
AGI(敏捷性): 200→450
MP(魔力): 310→600
LUK(運): 87→88
魔法属性: 風
〈スキル〉
探知
隠密
危険察知
逃げる
看破(new)
――――――――




