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未知へとたどる道。12

 楽しんでいただけたら幸いです。最後まで読んでみてください。


 しばらく雑談したのち、光介たちはそろそろ帰ることにした。


「それじゃ、お気をつけて~。」


 レッドが光介たちを見送ってくれるようだ。未来が少し名残惜しそうにしながらも手を振って、全員でその場を出た。


 ここを出る際に、ちらっと見えたが、レッドはまた寝なおそうとしていた。それはまあどうでもいいのだが、教室へと戻る道中、月奈は何かを思い出したように、あっ、と声を上げた。


「そういえば!あの宝箱忘れてた!」


 突然と叫ぶので、耳に響き、光介は少し顔をしかめる。


「急に叫ぶな。もう、また今度来た時でいいだろ。」


「いや、もうすぐ教室着くし、そうするつもりだけどさ、せめて中身だけでも見ておけばぁ~!」


 悔しそうに言う月奈に、呆れの視線とため息をプレゼントする光介。


「はぁ......そもそも、そう言ってるが、レッドに許可は取ったのか?」


 もはやお前が言うか?状態だが、今はまあ置いておこう。


「もちろん、取ってないよ!」


 なんでこんなにも自信満々なのだろうか。


 教室まで戻ると、帰っている間口をつぐんでいた未来が口を開いた。


「私、ちょっと用事思い出したから出かけてくるね。小麦も一緒に行く?」


 未来に聞かれ、小麦はうなずいた。


「どこに行くの?」


 月奈が問うと、未来は口元をニヤリとゆがめ、


「秘密。」


と、どこに行くかは明かさないつもりのようだった。少なくとも何か企んでることはたしかだ。


 だがまあ、誰かに迷惑をかけることは......ありそうだが、むしろその可能性は五分五分くらいだが、それをさせなければ発作とか起きそうで怖いところではあるので、まあ今回は特に気にしない。


 どこかウキウキの様子で未来が出ていった。一抹の不安が光介のうちに残るが、すぐにそのことを気にしないようにした。


「そういえば、光介さんはこの後どうするつもりなんですか?」


「どうするっていうのはどういうことだ......?」


「その......奴隷商たちのところに乗り込むみたいなことを言ってましたが......あ、あの急かしてるわけじゃないんですけどねっ?」


 どうやら、サーナはそっちが気になるようだ。


「なるべく早急に準備を整えて向かうつもりだ。明日ごろには、少なくともその周辺地域には向かおうと考えている。見つからないようにする必要があるから、それをどうにかしたい。」


 見つかればサーナがまた捕まる可能性もあるからな、と、一応自分にも向けて釘を刺しておく。サーナが再び捕まり、誰も助けられなくなるのが一番最悪の事態であるため、それは何としても避けたいところである。


「だがまあ......それには未来にやって欲しかったところがあったんだが......どっちみち一日二日でどうにかなるようなものでもなさそうだしな、仕方ないだろう。」


 それを聞いて、サーナは少し申し訳なさそうに眉を下げる。


「なんかすみません、急がせてるみたいに言ってしまって。」


「いや、むしろそっちの方が意識しやすくて助かる。そもそも、やって欲しかったことというのも、いつまでかかるか、まだ見当もついてないんだ。別に気にすることじゃないぞ。」


 サーナがそれに対し、ホッと一息つくと、光介はとりあえず自分の荷物を確認することにした。数日かかる見込みなので、準備はなるべく出来るうちにしておきたい。


 抑圧用の武器やら、もしものときの逃走用の道具、ある程度味方を守ることが道具など、あまり多くなりすぎない程度にバッグに整理してしまう。


 その武器類は全部使うことはないだろうが、念のためと、動きに支障がない程度にしていた。とはいえ、15キロのダンベルを鞄にいれてるようなものだが。



 いかがでしたでしょうか?今回は、光介が次に向かうところに向けて、少しばかり荷物の準備をしてましたね。次回から多分、それについての話をかけたらいいなと思っています。


 次回の投稿も来週の土曜日の予定です。※都合により遅れる場合があります。


 面白いと感じたら、ブックマークや評価をぜひ、よろしく願いします!モチベーションや、物語の流れにもにつながるので!


 それではまた次回お会いしましょう。


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