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プロローグ




()()()()()()()()()()()()() ()Y()E()S() ()/() ()N()O()




 突然だが、質問だ。気が付くと君は、うす暗く誰も居ない空間。たとえ「誰か居ませんか?」そう問いかけるも、その声は(むな)しくフェードアウトしていく。そんな空間に居たとしよう。


 だがただ一つ、はっきりと発光し、そう書いてあるモニターが有ったら君ならどうする? 

 質問の意味を考える。頬を叩いて夢を覚ます。取り敢えずそこら辺を歩き、質問なのか問題なのかのヒントを探す。まぁ、そう言ったところであろう。


 そもそも『離脱』って何だ? ゲームのマルチプレイからソロプレイ、ダンジョンから抜け出す時に数回、見たことがあるくらいの言葉だ。普通に考えればこれは夢だ。そんなラノベみたいなシチュエーションが現実に有ってたまるか。


 だがしかし、この時の俺はしっかりと意思を持って押した。なんの根拠もない。ただ一つの仮説と希望を持って俺は押したのだ。


 ボタンを押すと、先程まで何も見えなかった空間が一変、頭上には気持ちの良い晴天の空。足元には一面いちめん、花畑が広がるまるで天国を模したような空間へと変わり、かと思うと俺は周りを風壁で囲まれ天のその又天へと上昇していく。


 そしてたどり着いた場所は、これまたとある“空間”だった。だがここは先程とは違く、お洒落なガーデンテーブルが有り、その上にはアンティークのティーセットが2人分。


 そして何より、先程と大きく違うのが


 ――「はろー。あっちの世界の()()さん?」――


 凛々しく紅茶を楽しみながらこちらに手を振っている女性――いや、超・ラノベ的美少女が居た。

お読みいただきありがとうございます!


今話はプロローグですのでこれくらいで…。面白かったらブクマ&評価、よろしくお願いします!

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