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ポンジ・スキーム




「やぁ、今日も一つ頼むよ」


 このピッチリスーツに身を包んだ小太りなおじさんは冒険者ギルドに入る時は必ず靴を磨かせてくれる、お得意様だ。何をしている人なのかは知らないが、全くの非武装だし、おそらく冒険者ではないのだろう。


「ところで君はダンジョンには行かないのかい? 新しいダンジョンを見つける事が出来れば十分に稼げると思うよ。街から出てすぐのところにある沼の近くに新しいダンジョンがありそうな感じがしたなぁ」


 一日中靴を磨いていなくても、なんとか生活していけるくらい経験値は貯まっていたので、オレはピッチリスーツおじさんの助言に従い、空いた時間をダンジョンの探索に費やすことにした。ダンジョン自体は町中至るところにあった。大きいダンジョンから小さいダンジョン、難易度もピンキリだ。オレくらいの強さだと大体どのダンジョンも中に入ったら瞬殺らしい。ダンジョンの入り口には大体番をしている人がいるので、実力が明らかに足りていないと入場不可だ。だから中がどんな様子なのかは知らない。


 そんな前提があるのでオレがダンジョンで稼ぐというのは、出来立てのダンジョンを見つけ、自分が一番最初に見つけた物だった場合、所有権が発生するのでそれをダンジョンを欲しがっている人に売り飛ばす、というわけだ。自分でそのダンジョンを経営してもいいらしいが、まぁ見つかってから考える事にしよう。捕らぬ狸の皮算用なんかしてても仕方がない。


 ピッチリおじさんの言葉の通り、沼の近くには番をしている人がいないダンジョンがあった。何をもってダンジョンというのか分からないが、とにかく無人の洞窟があった。多分これがダンジョンなのだろう。他のダンジョンを知らないからこれがオレにとって初めてのダンジョンなのだ。

 しかしこんな簡単に見つけてしまうとは。そろそろ世界がオレを祝福し始めたに違いない。


 だが注意するに越した事はない。オレは細心の注意を払いながら洞窟の中へと歩みを進めていった。


 洞窟の中は日が届かないにも関わらず普通に歩けるだけの光量があった。一定間隔で壁自体が光を放っているようだ。これほど等間隔で光を放っているという事は人工的な物なのだろうか。

 特に分かれ道もなく、まっすぐ進んでいるとドアが見えてきた。近くに寄って見てみると、材質はよく分からない金属で片開のものだった。


 この先にボスが待ち構えているのだろうか。でもボスが待ち構えているような物々しい扉ではなく、ただのドアっぽいんだよな。それにこのダンジョンはオレが見つけた、という事でいいんだよな……? 所有権はもうオレになっているのか……? 全くそういう情報がないから分からない。雑魚がオレを主と認めるような行動があれば分かったのかもしれないが、そもそも雑魚がいなかった。


 迷っていても仕方がないので、オレはドアをそっと開けて中の様子をこっそり見てみる事にした。明らかにヤバそうなのがいたらそのままドアを閉じて帰るつもりだったのだが、その心配は杞憂に終わった。


 ドアの先は行き止まりの小部屋。その中心にはまるでオレを待ち望んでいたかのように、クッソかわいいネコの獣人が背筋を伸ばして立って、こちらを見ていた。ネコの獣人といってもネコミミと着けしっぽでコスプレしただけの見た目ほぼ人間の獣人だ。生粋のケモナーの人にはこれが獣人だと言うと怒られるレベル。


 だがオレは一目見て確信した。オレがこの物語の主人公だとするならば、この娘はヒロインだ、と。


「いらっしゃいませにゃ、おにいさんはここがどんな場所か知っている人にゃ?」


「いや、オレ、知らない」


 獣に育てられた人間みたいな喋り方になってしまっているが、相手の外見に合わせたわけでも、女の子相手にキョドってるわけでもなく、ここの世界の言葉、聞き取れるようにはなったけど、まだ流暢に喋れないせいだ。


「ここは普通のダンジョンとは違って、わたしに経験値をつぎ込むとしばらくすると何倍にもなって帰ってくる場所にゃ」


「なん……だと……」


 来てしまった。オレの時代が。この子に経験値をつぎ込んでいくだけでオレはどんどん強くなる……! このダンジョンから始まるオレの無双物語が!


「まぁ初めは怪しいと思うかもしれないけど、試しに経験値をつぎ込んでみる事をオススメするにゃ」


「わかった」


 オレは生きるのに最低限の経験値だけを残して全て経験値をネコミミにつぎ込んだ。


「え!? おにいさんこんなにつぎ込んじゃうのにゃ!? 経験値の量的には全然大した量ではないけど、これおにいさんのほぼ全ての経験値にゃ! 死ぬ気にゃ!?」


「いい、それで、いつ、増える?」


 オレの体を心配してくれるなんて、愛い奴じゃないか。


「来月くらいにはつぎ込まれた量の1割くらい増えるにゃ」


 ん……? スピード的にはそんなに早くないんだな…… 明日には2倍になっているとかそんなのを期待したんだが…… それでも10ヵ月で2倍になるのか。いや、別に10ヵ月ただ待ってるわけじゃない。足繁く通ってその日稼いだ経験値と、ネコミミにつぎ込んで増えた経験値をさらにつぎ込めばすごい勢いで増えていくんじゃないか……? こんな事を考え付く自分の才能が恐ろしくなってきた……!


「何回も、来る。経験値、つぎ込む。出来る?」


「もちろん出来るにゃ。経験値はつぎ込めばつぎ込む程増えるにゃ。あと、おにいさんが信用出来る人にもここの事教えてみたらどうにゃ? きっと喜んでくれるにゃ!」


 個人的には独り占めしたい気分だが、街の門番の親切なおじさんくらいには教えてもいいかな。通りかかる度に靴も磨いていってくれるし。





「騙されているんじゃないか?」


 門番をしている親切なおじさんのところでネコミミダンジョンの事を話し終え、親切なおじさんが発した最初の言葉がそれだった。


「なんでそんな事言うの……」 


「どうやって経験値を増やすのかちゃんと聞いたのか? 経験値が減るリスク等は聞いたか?」


「それは聞いていないけど、なんかあるんじゃないか」


「いやいや普通考えれば分かりますよね。一ヵ月で10%増える? 一年の利回り約213.8%って事ですよ。それがどんなにおかしい数字か分からないんです?」


 親切なおじさんにだけ話していたのに聞き耳を立てていたのかバケツが不愉快にも口をはさんできた。しかもなんだ213.8%って。どんな計算したらそんな数字が出てくるんだ。一ヵ月で10%増えるんだから一年で120%だろ。ちゃんとした教育を受けていない異世界人にはもっともらしい事を言って煙に巻けるのかもしれないが、ちゃんと義務教育どころかそれ以上の教育を受けてきたオレには通用しない。


「まぁ、そういうわけだ。君が私に儲け話を持ってこようとしてくれた心は嬉しいが、その内容が少し、というか完全に胡散臭すぎる。君が私を騙そうとして持ってきたという話ならともかく、君が騙されている可能性を考えると、もう一度冷静になって考えた方がいいと、私は言いたい」


「クソッ……! せっかくいい話を持ってきたのに! いいさ、オレだけが知っているダンジョンでオレだけが最強になるんだッ……!」


「あ、おいちょっと……」


「放っておきましょう。後で泣くのは彼だけですよ」


 捨て台詞を吐いて走るオレの後ろからそんな声が聞こえてきた。



 一月後。オレの正しさを証明する為、ネコミミダンジョンに向かうと途中何人もの冒険者とすれ違った。ダンジョンの中もそこそこ人がいてお互い話し込んでおり、その表情は明るかった。オレだけが知っているハズのダンジョンに人がいるという事に多少もやっとしたものがあったが、皆明るい表情で談笑しているところを見るとオレの選択は間違っていなかったという気持ちにさせてくれた。


 ダンジョン奥のドアを開くとそこには変わらずオレを待っていたかのように可憐に立っているネコミミがいて。オレに心からの笑顔を向けてきてくれた。


「おにいさんいらっしゃいにゃ。そろそろ来る頃だと思っていたにゃ。これが増えた分の経験値にゃ」


 経験値を渡すためにオレの手を握ってくるネコミミ。

 なんて柔らかくて温かい手なんだ。 

 思わず頬ずりしたくなるのをなんとか我慢し、その華奢さを存分に堪能していたが、そんな至福の時は瞬く間に終わってしまった。


 残念な気持ちになりながらも、経験値が増えた事により内側から湧き出る力に、オレは高揚を抑えきれなかった。


 何が騙されている、だ。こうやってちゃんと増えたじゃないか! だが親切なおじさんの言う事が多少気にはなっていた。もしネコミミがオレを騙しているとしたら、ここでつぎ込んだ経験値を全て返してくれ、と言えばなんだかんだ理由をつけて返さないはずだ。


「な、なぁ」


「なんにゃ?」


「経験値、今、必要。全部返してもらう、出来る?」


「もちろん出来るにゃ」


 ネコミミはオレの手を握ると、つぎ込んでいた経験値を全てオレに返してきた。だが、オレの全ての経験値が戻ってきた事よりも、オレの経験値がネコミミに全くない状態が、繋がりが途切れたみたいでなんだか寂しかった。


「キミの名は?」


「わたしの名前? ……ポ、ポンジ・スキームって言うにゃ。ポンちゃんって呼んでもいいにゃ。おにいさんの名前は?」


「オレの名前、加茂(かも) (ひともじ)。よろしく」


「カモにゃ! よろしくにゃ!」


 満面の笑みを浮かべるポンちゃん。可愛い。疑いが晴れた今、経験値をオレが持っている必要はない。全部ポンちゃんにつぎ込むぜ。


「経験値必要だったんじゃないにゃ!?」


「ポンちゃんに つぎ込むのに 必要」


「別に一々全部返したりするやり取りしなくても大丈夫にゃ」


 ポンちゃんはそう言うが、経験値のやり取りに手を握るチャンスがあるからこれからもそういうやり取りはしていきたいところだ。


「ところで、結構人がいる」


「そうなのにゃ! 人がたくさん来てくれてたくさん稼げてるにゃ! カモのおかげにゃ!」


「オレの……? 何もしてない。オレがダンジョンの所有者だから? オレ、知らないうちに何かしていた?」


「んん……? 何言ってるにゃ? このダンジョンはわたしのダンジョンにゃ」


「あ、あれ。そうなのか」


 何も感じなかったのはオレが所有者じゃなかったからか……


「カモが色々な人に声をかけてくれたんじゃないにゃ?」


 親切なおじさんには話したけど、断られたどころか訝しがっていたし、盗み聞きしてたバケツもだ。


「色々? いや、オレ、門番くらいにしか、話していない」


「門番!? 門番に話したのにゃ!? なんていう事をしてくれるにゃ!?」


「なにか、まずかったか?」


「こうしてはいられないにゃ! ちょっと急用を思いついたのでこれで失礼するにゃ!」


 ポンちゃんは急いでどこかへ行ってしまった。一体どうしたというんだろう。




「というわけでオレは騙されていないという事が立証されたわけだが?」


 数日後、門に立ち寄る気が起きたので、親切なおじさんと、ついでにバケツにも聞こえるようにポンちゃんの事を話してやった。


「ポンジ・スキーム? その人、本気で騙す気があるのかないのかよく分からないセンスしてますね」


 バケツはまだそんな事言ってポンちゃんを疑っているのか。


「残念だけど、それだけじゃ騙されていないとは立証出来ないよ。経験値をどうやって増やしているのかも聞いていないようだしな」


「それは聞く事が出来なかったけど、それを言うならポンちゃんがオレを騙しているという事も立証できないだろ?」


「それはそうだが。結構な人の出入りもあるようだし、ちょっと話を聞きに行かなくてはならないかもな」


「やっとポンちゃんの素晴らしさに気付いたな! どうしてもというのなら案内してもいいぞ」


「何か勘違いしているようですね。私達の事どういう職業か分かっています? いや分かっていないんでしょうね」


「門番じゃないのか」


「門番ですけど、その仕事の内容ですよ。ただここにボケっと突っ立ってる事が仕事というわけではありません。暴行傷害などの事件とか、馬車に轢かれた等の事故でもその場に向かいます。警察みたいなものですね。課が細分化されてないからあれもこれもと、やる事多くて辟易しますよ」


「まぁそう言うな。仕事を多く任されているという事は期待されている、という事なのだからな。しかしお前もたまによく分からない事を口にするな、領主様の影響なのか?」


 親切なおじさんがバケツを褒めるが、バケツは肩を軽く竦めただけだった。


「そういう訳なので、おそらく詐欺に当たるであろうこの案件にも出動する必要があるんですよ。特にこの案件を前から追っていたとか、被害者の方から被害届や告訴状を出されているわけでもないのにですよ。やれやれですね。では案内してもらえますか」


 門番って交番みたいなものだったのか。それはそれとして、ポンちゃんの事を信じる気持ちに揺らぎはないが、なんだか嫌な予感というか、漠然と近い未来に対する不安が心を満たし始めていた。



 

 バケツを後ろに従え、オレはポンちゃんのいるダンジョンへと向かった。ついこの間はポンちゃんのダンジョンから出てきたであろう人達とすれ違ったが、今日は誰ともすれ違わなかった。

 嫌な予感がどんどん大きくなる。何か良くない事が起きているのではないかと錯覚してしまいそうだ。


 ダンジョンの近くまで来ると、入り口にちょっとした人だかりが出来ていた。それらの表情は様々であったが一つだけ共通している事があった。笑顔の奴が一人もいないのだ。


「この様子だと、ちょっと遅かったようですね」


 近寄りがたい雰囲気を出している人だかりにバケツは遠慮なく近づいていって人だかりを割って中へと入っていった。オレもポンちゃんが心配なのでその後に続いた。


「あ! おいちゃんと順番を守りやが……」


「はいはい、ちょっと通りますよ」


 おそらく冒険者であろう一人がバケツに突っかかろうと手を伸ばすが、バケツの姿を確認すると、伸ばしていた手を引っ込めた。まぁ門番が警察だというのなら、わざわざ突っかかっていったりはしないのだろう。しかし、何の順番なのだろうか。


 ダンジョンの奥へと進むにつれて怒鳴り、喚き散らしている人が増えていった。


 一番奥のドアは開け放たれており、中にはポンちゃんの姿はなく、ぴっちりスーツのおじさんと冒険者が何事か話をしている最中だった。


「では、いくら経験値を預けたのか証明する物はない、と」


「経験値を預けるのに一々書類とか書いているわけねーだろ!」


「そうなるとまぁ、証明出来る人達にまず経験値を分配した後、ただ預けた、いくらかは証明出来ないという人達の間で、更に分配し直してもらうしかないねぇ」


「ふざけんなよ! そっちの書類だって、ただの紙じゃねーか! そんな紙いくらでもでっち上げられるだろ!?」


「この紙は公的な証明力を持つものだよ。それと、経験値を持ち逃げされてムカついてるのはこっちも同じなんだ。ウチらが捕まえたら、なんぼか返ってくるだけでもありがたいと思ってもらわないと、な?」


 ぴっちりスーツのおじさんの圧に負けて、冒険者はまだ何か言いたげだったが、その場で拳を握ると俯いてしまった。


「はい、ちょっと一旦止まってくださいね。これは何の集まりですか?」


 おそらく分かっているだろうにバケツが冒険者へと質問を投げた。


「ここで経験値を騙し取られたやつらの集まりだよ!」


「あ、このアホ……」


「この場所で、経験値を騙し取られた、と。犯人が経験値を使い込んでたとしたら経験値は返ってきませんが、どうしたいです?」


「どうもしないから帰ってくれないか。呼んでもないのに来ないでくれ」


 ぴっちりスーツのおじさんはバケツの相手をしたくないようだった。


「……犯人を捕まえてくれ! そして罰を与えて欲しい!」


「クソボケが……! こいつらが捕まえたら例え経験値を貯めこんだままでも全部没収されるんだぞ! 少しは頭使えや!」


 ぴっちりスーツのおじさんが悪態をつくが、なんなんだ。何が気に入らないんだろう。


「承りました。必ず犯人を捕らえると約束しましょう。ではこの部屋は調査の対象になるんで、出て行ってくださいね。自分達で犯人を捕まえた場合の取り分の分配の話は外でお願いします」

 

「チッ、こうなるから嫌だったんだ」


「ちょ、ちょっと、待ってくれ、なんか当たり前のように話が進んでいるけど、どういう事なんだ? ポンちゃんは……?」


「ああ、靴磨きの兄さんか。どうもこうも、あの女が皆の経験値を持ったままどこかにバックレたんだ。実際ここ何日もここにいない。兄さんも経験値を預けていたんだろう?」


「そんな! もしかしたら病気で動けないとか、誰かにさらわれたとか、ポンちゃんの身に何か起きた可能性だってあるだろ!?」


「アイツの住処はもぬけの殻。さらうって誰が何の目的でさらうんだ? この街はそこまで治安悪くないし、仮にアイツが持っている経験値目当てに襲う輩がいたとしても、荒事があればすぐさまコイツらが感知して飛んでくるの知らんわけじゃないだろう?」 

 

 バケツが頷いたが、全く知らない情報なんだが……


「誘拐の線はないと思いますよ。ダンジョンの登録情報とか偽名でやってたみたいですし、運用実績も今確認していますが、何もありません。逆によくこんなのに経験値預けましたね? 騙す方がもちろん悪いんですが、ちょっと調べればおかしいところだらけですよ。皆さんもう少し気をつけてください」


 騙されていたというのか。すべて嘘だったのか。オレに向けてくれた言葉も笑顔も全て。そしてオレのなけなしの全経験値も…… そんな……そんなわけが……


「信じられない気持ちは分かるよ。でも騙されたんだよ。オレも、アンタもな」


 冒険者が何故かオレの肩に手を置いてきた。


「嘘だ! みんながオレを騙している! ポンちゃんがオレを騙すわけが……」


 力が抜け、涙が滲み、世界が歪む。周りの喧騒もどこか遠い世界の出来事のようだった。言葉ではそう言ってもなんとなく分かっていた。嫌な予感とはコレの事だったんだ。ただ目を反らしていただけに過ぎない。


 こうしてオレは数か月分の稼ぎを失ってしまった。





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