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私の猫、剥がさないでいただきたいです。  作者: 緑憐
第1章 猫の皮30枚
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第3話

ドアをノックする。

「お父様、ミリレアでございます。」


「うむ、入れ。」


「失礼いたします。」


・・・


「ミーリレーア~」

むぎゅっ。


「お、お父様。」


何なんでしょう、さっきの堅苦しい態度からの変わりよう。

冷徹の宰相と呼ばれているお父様は一体どこに行ったのか・。


まあ、飛びついてくるのはいつも通りなのですが、、、、、、。

「今日は、度が過ぎません?」

「だって~。」


いつの間になぜそんな鼻水と涙でベロベロになっているんですか‼

抱きつきながら泣き、鼻水ベロベロとか、、、、、。

自分のドレスを鏡で見るのが怖いですわ。


あれ、奥の方にはお母様が。

そしてお兄様も。


あ、あらららららあら。

これは、大事な感じですね、、、、。




これは、しっかり聞く必要がありそうです。

気を引き締めて参りましょう。


「お母様に、お兄様も。


 お父様、これはいったい、どのようなことでございましょう?

 お聞かせ願えますか?                  」




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