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私の猫、剥がさないでいただきたいです。  作者: 緑憐
第1章 猫の皮30枚
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第2話

 わたくしの名前は

 『ミリレア・ドゥーンドール』。

 公爵家の長女として生をうけました。


 わたくしのことをそれはそれは愛してくださる

 『サーンス・ドゥーンドール』 お兄様と

 顔がコワイケメンだけど優しい

 『キース・ドゥーンドール』  お父様、

 たぶん握力が10も無い

 『リラ・ドゥーンドール』   お母様。


 わたくしは家族全員、大好きですわ。

 勿論、使用人の皆さまも。



 わたくしのお母様は、現王の妹姫で、。

 王家とは血縁関係がすでにございます。


 お父様は宰相をなさっておいでで、

 公爵の爵位、宰相はお兄様がお継ぎになるとのこと。


 お母様も、お父様も、お兄様も凄いですが、

 わたくしも、凄いですわよ。


 レアドール商会の会頭、ですので。

 まあ、おおっぴらには言いませんが。


 

 レアドール商会は今から4年ほど前にわたくしがつくった商会で

 今では多くの方々がご利用下さっており、

 隣国に第83店舗目が出店するほどでございます。


 そんなわたくし、今日は久し振りにお休みのお父様に呼ばれ、

 執務室に行かなくてはならないのです.。


 同じ家にいるのにわざわざアポまでとって執務室に呼ぶのですから、

 きっと重要なお話なのでございましょう。


 嫌な予感も、イイ予感も。

 わたくし感じませんが。

 

 よくないお話では無いとイイです。

 


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