第一話
誤字脱字大変多いと思います。
すみません。
花の色は うつりにけりな いたづらに
わがみよにふる ながめせしまに
これは、わたくしが大好きな和歌・。
百人一首、小野小町。
でもね、わたくしは、小野小町とは違う。
だって私は、
――――いつまでも咲き誇る
永遠の花だから――――
* * *
「万条 澪様、ただいま、永眠されました、。」
わたくしはこの時、転生した。
*
「お嬢様、お嬢様」
「おはよう、リーン。」
「おはようございます。」
久し振りに昔の夢を見ましたわ。
懐かしいものです。
転生直後は驚きましたわ・。
だって、お母様のお腹の中だったんですもの.。
間違えてお腹を蹴り飛ばしてしまったことは今でもお詫び申し上げます。
「お嬢様、鏡をご用意いたしました。」
「毎朝ありがとう。リーン。」
「いえ。当然のことでございます。」
持ってきてもらった鏡に、わたくしの顔が映る。
昔のわたくしも美しかったけれど..
「鏡よ、鏡・。
世界で一番美しいのはだぁれ?
わ・た・く・し.......................」
昔のわたくしより
今のわたくしの方が
一万倍、美しいですわ。