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それぞれの道

 キオリとヘルモーズが向かったのは北北西にあるとされている魔王城である。

 他の場所と比べるとモンスターの脅威は凶暴かつ凶悪であった。そこに慈悲など何もないほど残酷で残忍なほどで自然の空気が感じられず血生臭い匂いが常に鼻について、思わず顔を顰めた。それほどまでに北北西にある魔王城周辺は凶暴化していた。

 北北西にいる魔王に逢いに行こうと言い出したのは、ヘルモーズである。

「ここでの評判を大きく作用するのは、私を怒鳴っていた女性が言ったあの言葉です。『両親を殺した家族の敵をこの手で殺した』と。しかし、キオリさんや私は過去に、この世界に行った真実がないです。となれば、考えられるのは一つのみ。魔界での高天原で起きたあの出来事…………。キオリさんを徹底的に殺そうとしてきた人物にしか他ならないのです。今も、その件に関しては根本的には解決したとは言い切れません。そこで! あの場所から移動することが不可能で過去のことをよく知っているお仲間たちに話を訊きに行きましょう」

 ということだった。


 一方のスズカたちは

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