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応答

 アルデバランさんは、俺の容姿を見ながら

「……それは趣味なのか?」

 と困惑気味に尋ねてきた。

「いや、俺の趣味じゃなくて、ヘルモーズの身体だからヘルモーズを造った人の趣味で着せられているんだよ。元の設定は親に殺された女子を男子に変換させたって話だからな」

 俺は肩を竦めながらそう言えば、俺の顔をしているドーラは、俺の周りを回った後

「しかし、面白いことになっているんだな? 二つの精神が同時に入っているのか。主導権はどちらが握っているんだ?

 興味深げに尋ねてくる。その瞳はキラキラと光っているようにも思えた。

 客観的に自分自身の顔を見ると何とも言えない気分だ。鏡越しではなく目の前にある存在に何となく不思議な気分を俺は味わった。

「主導権は、一応俺だな。適材適所で交代はしているけどな」

 俺は肩を竦めながらそう言えばドーラは目を細めてから

「へぇ……」

 意味深にそう言った。

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