表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
161/177

資料探し

 外族と感動の再会を果たした俺は、いつまでもはしゃいでいる外族のニャルラトホテプさんに尋ねた。

「ニャルラトホテプさん。メル・マグの管理図書の地下空洞が何故復活しているんだ?」

 俺は呆れながら真面目な口調でそう言えば、ニャルラトホテプさんは笑顔のまま

「うん。そのことなんだけど、あなたが探しものがここしかないの。この異空間に。でも安心してまたあなた以外の人物の記憶からは消去されるから」

 と少し得意げになりつつ胸を張るようにそう言った。

 いや、安心しろと言われても……。

「魔族と天族と仲良くなったんじゃないのか?」

「仲良く? …………まぁ、昔に比べたら親しくしている方だね。素面だと話にならないから、この姿で接するぐらいには仲良くなっているよ。いずれ本来の姿で接するというのが目標だね。でも、問題はそこじゃないの。メル・マグ管理図書の地下空洞の存在を認知しているのは、私たちとキオリくんだけ。メル・マグの管理者が言っていたでしょ? そんなものはないと。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ