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戦いの後の一服
カチカチカチカチと耳元で、時計の針の音により俺は、目を覚ました。
ゴヴニュの饗応に何らかの混入が混じり怪物として人を殺す殺人植物となって外族と天族、魔族の共闘により無事終息を迎えた翌日。
泥のように夢も見ず深く眠っていたようで俺は、時計の針を見れば目覚ましを設定した時間より数分ほど早かったようでアラームを解除してから元の場所に戻して上半身だけを起こして軽く背伸びをしてからベッドから降りてカーテンを開けば、穏やかな日差しが薄暗かった部屋を照らした。
雲一つない青い空が広がっているその向こうには、この世界の街中が視えるほど空は透けるほど晴れやかな天気であった。この世界が視える範囲内で魔界の天気を調べるという古典的なやり方をしていた。