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死神さんは死神したくない  作者: 海
第一章
7/18

6. 出会い.1

評価してくださっている人が5にんになりましたありがとうございます!



「はぁ...はぁ...」


僕は息を切らしながら全力で走っていた、

後ろから誰かが鎖?を持ちながら追ってきていたからだ、


「ちっ...止まれ!」


と、誰かが叫んでいるが、止まらない、

捕まったら何されるか分からないのに、止まれと言われて止まる人はまず居ない、


「っ!...このっ!」


誰かが手に持っていた鎖らしきものを投げてきた、

だが、ここは森の中だ、

木々が鎖らしきものを防いでくれる、

たまに飛んで来るそれをサッとかわしながら、

だんだんとスピードを上げていった、


「ん!?その先は...危ない!戻れ!そしておとなしく捕まれ!」


又、鎖らしきものを投げてきた、

僕がそれを避けた次の瞬間、

僕の体が宙に浮いた、


「!!??」


突然の事で、僕は声が出なかった、

そう、その先には、

足場が無い崖だったのだ、

そして、僕は真っ逆さまに落ちていった、





ガッッシャァァァン!


と、もの凄い音がして、僕は目を覚ました、


「あわわ、こ、こんな大きな音たてたらあの子が起きちゃう...」


声のした方を見ると、

お手伝いさんの用な格好をした女の人がいた、

そして、女の人が、先程落としたのだろう、

お皿の破片を集めていた、

そしてふと、目が会った、


「あ、あら...起こしちゃった...大丈夫?」


女の人は青色の目で僕の顔色を除きこんできた、

僕はダラダラと冷や汗が止まりませんでした、

僕はコミ力無いんデスヨー

いきなりそんなに近付かないでください、

怖いです、

すると女の人は、分かったのか、

僕から離れて、


「ちょっと待っててね」


とだけ言い

キッチンらしき所で料理を始めた、

女の人の薄い茶色い髪の毛が動く度々にゆらゆらと揺れていた、




「はい、食べてね!」


ドンッ!


という音がして、

目の前を見ると、

とても表現出来ないような色をした物が出てきた、

これは本当に食べ物...?食べても大丈夫...?

さすがに聞くのは失礼かと思ったが、

仕方無くその女の人に聞いてみた、


「...これ...な...に?」


すると女の人は ドャッ! と、聞こえてきそうな位のドヤ顔をし、


「食べ物!!」


と、結構ある胸を張って自信満々そうに答えてくれた、

そ...そう言うことを聞いてるのでは無いんですが...

それにしても...なんでしょうかこれ?...スプーンを入れて交ぜたらスプーンの色が変わったんですが...

これ...食べれるんでしょうか...

いや、無理でしょうこれ...

僕がそんなこと考えていると、

女の人が悲しそうな顔をしてこちらを見てきた、

..................


仕方無く僕はこの謎の食べ物を食べようとしていると、


ズゴッ!


という謎の音がして、謎の食べ物が入っていた鍋の底が抜け落ちた

...た...食べなくて良かった...





「ところで、あなた、名前は?」


女の人が、突然聞いてきた、

急だったため、僕は固まってしまいました、

急に話かけないでください...

危険です、と思いながら、


「ひ...し、シャル...シャル...と言い...ます」


と、答えた、


「シャルちゃんねぇー...私はセイラ......セイラよ、ヨロシクね!シャルちゃん!」


セイラさんはそう言うとにっこり笑った、

背中辺りまでの長い髪の毛がそよ風にふかれていた、




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