表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/31

マヤから聞いた話とアリサの決意

今回は話の流れが途中から変わりますが許して下さい!

23 マヤから聞いた話とアリサの決意



今から話すのは、あの凶悪な黒キングを俺が倒した後の話……ボス部屋から最初に入ってきた扉に戻ってきている時にマヤから聞いた話しである。



俺が倒れた後、マヤたちはすぐにクィーンやウォーリア、ソーサラーを倒すことが出来たらしい。

なんで簡単に倒せたかと言うと、実はキングは全体支援スキルとして防御系統のスキルを持っていたらしい。で、俺が倒した事によってスキルが消えたから超簡単に倒せたと言うわけなんだ。


全ての敵を倒した後、回復を行なっていた俺の元にはマヤとアリサとザルドとミドリやカイの鷹の爪のメンバーが勢いよく集まったらしい。


現実世界でもそんな友達がいればな……


おっと、話がそれたな……つい昔の事を思い出してしまった。封印!


集まってきた後にみんなで心配してくれた所までは良かった。

事件はここから起きた。

ボス攻略に成功し、俺が目を覚ますのを待っている時、突如空から一筋の光が降りてきたらしい。

周りは騒然とし、傷を負った者たちを中心に集め、動ける者全員が武器を構えた瞬間、空から二対の大きな羽を背中から生やし、腰には金色の長剣を下げたフードとマントに身を包んだ存在、アリサがその存在の名前を口にしたらしい。


「アーティ……フィシャル…」


と。

アリサがそう口にした瞬間、フードの存在は言ったらしい。


「よくぞボスを倒した異世界から来た者たちよ。我が名は光を制する者……光の王、アーティ・フィシャル」


これを聞いた瞬間、カルガルドがアーティの名前を叫ぶと控える姿勢をとった。その姿勢とは片膝を地面につき、片手を胸に当てる姿勢の事である。をカルガルドはとったらしい。

周りはざわめいたが、一人、また一人とカルガルドと同じ姿勢を取り出し、最終的に立っていたのはマヤ、アリサ、晴之、ザルド、ミドリ、の四人が立っていたらしい。


最初に口を開いたのはザルドでアーティに凄い勢いで食いついていったらしい。


「アーティ・フィシャル‼︎ 俺達をここに連れて来たお前が何故ここにいる!」


「ザルド……一矢団結のリーダー。現実世界では大手企業のやり手社長、最初に私に突っかかってきた番犬……相変わらずね。

私がここに来たのは簡単な理由よ。これから先のボスを倒していく可能性のある人間の顔を見に来たの。でもまさか、私の気に入った人がこんなに沢山いるとは思わなかったわ」


「気に入った人? どう言うわけだ」


「本当に人使いが悪いわね。まぁいいわ、私は寛大だから。そこにいる特別な力を持っている人達はみんな私と話して気に入った人達なのよ。だから、ザルド。あなたは私と話したけど気に入られなかったってわけ」


「別に気に入られようといられまいと俺には関係ない。生き残ってこの世界を抜け出すだけだ」


「そう言う所は嫌いじゃないわ。さぁ、ザルド以外に私に質問のある人はいないの?」


そうアーティが言った瞬間、アリサが口を開いたらしい。


「アーティさん、さっきのスケルトンキングの変化は何? パンフレットにはあんな変化は書かれていなかった」


「アリサ……この世界に最後にきた人間にして、とっても可愛い可愛い子。神聖属性を扱う二刀流剣士。現実世界では高校生……アレは暴走化と言う強い存在しか使えない闇の力の暴走状態のことよ」


「暴走化?」


「そう……私には使えないけど闇の力をもつ魔物、モンスターの上位種は自身の身に危険を感じた時には体内に宿す闇のエネルギーを解放させて自身を強化させる事が出来るの。それが暴走化」


「これからもあんな事が続くの?」


「それはないわ。闇のエネルギーを解放できるのは強者のみ。弱い種族のレベルが高いだけの存在には決して使う事は出来ないわ」


「…あれは私達でも使う事が出来るの?」


「……出来るわ」


そうアーティが答えた瞬間、ざわめきが再び起きたらしい。

てか、俺にはそんな質問をしたアリサに感心するよ…


「ただし、誰でも出来る訳じゃない。心に闇を持っている人間でしかも強くなくてはならないわ。それが最低条件」


「最低条件?」


「そう、その条件をクリアすれば暴走化は使えるわ。けれど精神が持つかどうは不明……まさに暴走化ね。まぁ今この中で暴走化が扱えて尚且つ、制御できる存在をあげるなら……そこのマヤの横に眠っている子ね」


多分、俺が起きていたら言っていただろうな…


え? 俺?


と、話を戻してその後にアーティは言ったらしい。


「彼こそが今一番、この世界でこのユグドラシルの最上階まで上がる事が出来る唯一の存在」


だと、それを言ったアーティは徐々に上へ上がっていって、最後に「また会いましょう? 」とだけいうと消えてしまったらしい。


アーティが上に上がっている間もザルドは質問を投げかけていたそうだが無視されたらしい。


そんな事件があった間も俺は寝ていて、丁度アーティがいなくなってアリサが俺の横に来て座った瞬間、目を覚ましたのだ。




それから話は変わるが今俺達は時計台の上から第三の街をアリサと一緒に眺めている。

なんか話が急になったが簡単に話すと今のマヤから聞いた話を言っていた間におれとアリサは時計台の上まで続く階段を登っていて、話が終わると同時に時計台の一番上についたのだ。

何でも話があるから誰も来ないところを知らないかと言うわれたため、唯一知っていたこの時計台の一番上を選んだのだ。


第三の街は今はお祭り騒ぎで、何でもこっちの世界では数百年ぶりにあの門を突破したらしく、街に住む元NPCやプレイヤー達はそれはもう凄い喜びようで結果、この街全体をあげての祭りになったのだ。

俺はそんな沢山の色取り取りの光に包まれた街を見下ろしていると、隣にいたアリサが俺に言ってきた。


「リュート……私、あなたの仲間にはやっぱりなれないわ」


「そうか…」


これはボス部屋を出て外に出た時に俺が聞いたことで、仲間にならないかと誘ったら、考えさせて欲しいというわれたのだ。

その答えをアリサは今だしてくれたのだ。


「うん……私、一矢団結に入ろうと思うの」


「そうか……まぁ確かにあそこは人員も多いし、実力も高い、レベルの高い良いギルドだしな…」


そう俺が言うといきなりアリサが俺に抱きついてきた。


「うお! アリサ⁉︎ どうした急に?」


余りの出来事におどおどしているとアリサは強い口調で俺に言ってきた。


「私、もっと強くなる! 必ず、必ず強くなる! あのチームで、もっともっと実力をつけて、レベルを上げて、リュートやマヤより強くなる!もう誰も傷つかないくらい強くなってみせる!」


「……そうか。頑張れよ」


多分、アリサも今日の凶暴化したキングの強さ、そして知ってる人が目の前で死にそうになる姿、そう言うのと向き合い、決めた事がこの誰も傷つかない=自分だけが傷つけばいい、と言う考えに行き着いたのだろう。


アリサ……お前が行こうとしている道はとても厳しい薔薇いばらの道だ。それでも、お前がその道を選ぶなら俺は……いつでもお前に手を貸そう。


そう心の中で呟きながら俺はアリサの頭に手を置こうとした瞬間、アリサから思ってもなかった申し出を俺は受けた。


「だから! もし私があなたより強くなれたら、一撃でも入れれるようになったら……私を仲間にして下さい」


そこにはいつものアリサの目ではなく、何かを決意した人間の目があった。


「……アリサがそれを望むなら俺はいつでもお前を待っているよ」


そう言うと今度こそアリサの頭に手を置くと軽くさすってあげた。


「リュートは優しいのね」


「違うさ。仲良くなった人を周りに置きたいだけさ。弱いんだよ……俺は」


「……あなたは優しい心を持っているわ」


「そう言ってもらえると嬉しいよ」


「もうちょっとだけ……このままでもいい?」


「ああ、アリサが満足するまで俺は隣にいるよ」


俺とアリサはその後も二人で光輝く第三の街を見下ろしていた。

ーリュート! どうしてお前はそんなに女の子の扱いに慣れているんだ!

ーん? 俺? ふふふ、俺は昔、恋愛学園物のVRゲームをしていた事があったからな! 女性との関わり方は慣れているんだ!

ー……現実世界でもそれが出来れば良かったのに

ーうるせー! 余計なお世話だ!


とまあ、そう言う理由で、リュートは女性との付き合いが上手いそうです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ