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プロローグ

まだまだ素人の作品ですがよろしくお願いします!

1話 プロローグ


全てはあの日……今から四年前のあの事件から始まった。



「あー…マジ暑い……冷房ガンガンに聞いたゲーセン行って、早く家に帰ってアイス食って、ゲームして、泥のように寝てー…」


フードを被り、イヤホンを耳につけながら音楽を聴き、欲望を口からダダ漏れにするこの青年こそがこの物語の主人公である。

青年はコンビニで新しい漫画雑誌を少し読んでから、菓子と飲み物を買うと店を後にした。


その次は近くにあったゲームセンターに寄ろうとしたがその時、ゲームセンターから三人組のチャラい男達が出てきた。

それに気づいた青年は少し慌てると電柱に隠れる。


あー、マジないわー……何やってんだろ……俺…


青年は電柱から道端に出る。

バカ笑いをしながら歩いていく三人組をじっと見ながら


「今日は行くのやめよ…」


そう呟きながらゲームセンターを立ち去ろうと後ろを向いた瞬間、道路を挟んで向かい側にあったビルのモニターに目がいった。

そこにはゲーム世界の、少し赤みを帯びた太陽の光を浴びる綺麗な街並みや、何処までも広がる森の姿などの映像と共に一人の黒スーツにレイピアを腰に下げた男が現れた。


何ともユニークな人だな…


そう思っているとその男が話し出した。


「さあプレイヤー諸郡‼︎ 準備はいいか?

今から始まるこのゲームは今までのゲームを遥かに凌駕している!

プレイヤーの諸郡は今までのゲームをしながら一度は考えた事があるだろう……あの世界に行きたいと‼︎

だがそんな事は出来ない。出来るはずがない……しかし‼︎ ついにその考え方を捨てる時が来た! その世界はプレイヤー諸郡にとって現実になるだろう!

この世界の風や空気、気温をプレイヤー諸郡の肌で感じ! 戦いの音や笑い声を自分の耳で聞き、その目で見て感じて欲しい!

その世界で自由に生きるもよし! 道の土地を求めるのもよし! 一人で倒せないならギルドやパーティーで挑め! 遊び方は無限大に広がっている! さあ、君もこの世界を感じたくはないか?」


ただのゲームの宣伝。普通ならそう考えながらスルーするだろう。だがこの時、俺は何故か凄まじい衝撃を感じた。



ガサ



ビルのモニターから聞こえてきたその声を聞き、その画面を見ながら余りの衝撃に俺は手に持っていたコンビニの袋を落としてしまった。

そして、その後に続く言葉を聞いて俺は決意したのだった。



「このゲームのβテスターを今から千人だけ募集する! 募集は今からスタートだ! 締めきりは明日の昼の十二時〇〇分まで! 是非たくさんのプレイヤー達が来てくれるのを待っているぞ!」



そのCMが終わると同時に俺は気付けば走り出していた。


今回読んで頂きありがとうございます!

まだまだ序の口ではありますがこれから頑張っていくので是非よろしくお願いします^ ^

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