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  作者: 師走
14/14

木はすっかり葉を落とし、私はすっかりストーヴにかじりついている。

私のようなヘンテコなものはこうするのが一番だ。

そのヘンテコというのはつまり天才というのだったらいいな

つまり私は天才なのだ。

それを想うとたまらない。

私はずぶずぶと誇りに沈んでいくのだ。

私は抜け出そうともがきもせず、誇りに縛られてすっかり見るも虚しく痩せこけているのかもしれない。

天才。

天から授かった才能。

そんな解釈はいけない。

周りを見渡すことも喋る事も天才のばかりか、周りを見渡せないことも喋る事が出来ないことも、また天才になりかねな、い、と、思、う。

それではよくわからない。

すべてのことが天才か。

他の人より突出したもの、それを言うのではなかったか。

私は顔を掻く。

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