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二次元美少女と恋をしたいっ!←そんなことさせないですよ?  作者: ハタケシロ
二年生偏 第二章 新入部員と友人部の日常
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第105話 現役女子高生の

あけましておめでとうございます

「よしと。まぁこんなものかな」


私の部屋に置いてあるパソコンの画面を見ながら、私とシルフィは確認し合う。

パソコンの画面に映し出されているのは、例のオフ会についての内容。


「ありがとシルフィ」


「いいよいいよ。これくらいおやすい御用だって」


「全然助かるよ。私じゃあ上手く出来ないだろうし」


私とシルフィは、早速SNSを使ってオフ会開催を告知することに。

こういうのに疎い私とは違って、サクサクっと作業を進めてくれるシルフィは本当に頼もしい。


「とりあえず開催日は、来週の土曜日でいいんだよね?」


「うん。今週でもいいんだけど、ちょっとまだ心の準備ができてないし」


「ルルらしいね。それで会場の方なんだけど、さっきパパに連絡したら、小さな会場だったらすぐにでも押さえれるって。あと一応ドームも1箇所押さえれるってよ?」



「いや!だからドームは大丈夫だって!」


「ふふ。冗談だよ。じゃ近場の会場抑えてもらうね」


結構急なお願いなのに会場を押えてもらえるのはありがたいんだけど、ノリでドームも押さえようとするのはやめて欲しい。


というか、こういう時にシルフィはやっぱりお嬢様なんだなと実感してしまう。

普通こんな簡単に会場なんて押さえられないよ。


「薬さんこの家すごいですね。希桜は満足です。なんと言ってもあの分娩台。貰ってもいいですか?」


「あれをあげちゃうと、親の仕事成り立たないんだけど」


私の家を探検したいと言って、探検から戻ってきた咲洲さんがとんでもないことを言い出した。


そーいえば前に霧崎先輩が来た時もあの分娩台にすごく執着してたような?分娩台は確かに珍しいと思うけど、どこがいいんだろう?


「むぅ。ダメですか」


「さすがにね?一応うちんちの仕事産婦人科だから」


「むぅ。あれさえあればひにゃたしゃまを喜ばすことができるのですが」


陽向先輩を喜ばす?ってどんな風に喜ばすんだろ?


「OKルル!近くの会場押さえてもらえたよ!」


「ほんとに?ありがとシルフィ」


「ま、押さえてもらったのはパパなんだけどね。一応会場に今から私連絡入れるから。時間は午後3時からの2時間くらいでいいんだよね?」


「うん。それでお願い」


「さすがお汁さん。仕事が早いです」


「お、希桜戻ってきてたんだ。どう?凄いでしょう~ルルの家!」


「確かに凄かったですね。得にあの分娩台には驚かされました」


「だよね!私の家もそこそこ大きいけど、分娩台なんてないから尊敬してるんだ!」


2人とも私の家を褒めてくれているんだろうけど、なんだろう?なんか私の家は分娩台しかすごくないみたいな.......。まぁその通りなんだけど。


ただ女子高生が分娩台って言い合う会話ってどうなんだろう?



「よしと。交渉も終わったし、なる内容でも考えるよー!」


「ありがとねシルフィ。交渉もやってもらって」


「だから全然大丈夫だって!交渉って言っても事前にパパが何か言ってたぽくて、爆破以外なら何してもいいって言われたから!」


「爆破以外って.......」


「むむ。何してもいいんですね?」


「いや咲洲さんダメだからね?何してもいいって言われてもダメだからね?」


「残念です」


爆破以外なら何してもいいって言ってくれる会場さんの方も凄いけど、それを聞いた上で何かをしようとする咲洲さんも凄い.......。というかちょっと怖いな。


「それでどうしよっか?オフ会の内容は」


「そうだね。ゲームとかすればいいのかな?」


「と、その前に参加費をいくらにするか決めましょう」


「「参加費?」」


「当然です。いくらオフ会とはいえ、イベントごとはイベント。会場も手配しているわけですし、その他諸々の費用もかかると思うので参加費は貰っておかないと。というか、参加費くらいでしかお金を巻き上げられないですかからね」


「最後の方本音でてなかった?咲洲さん」


「出てないですよ。薬さん」


「でもまぁそうだねー。巻き上げるタイミングも希桜の言う通りそこしかないよねー。」


あれ?なんかお金を巻き上げる話になってない?


「人数がたくさん来るのであれば、参加費を少額でもいいのですが、何人来るか読めない状況だと多少高くしといた方がいいかもしれないですね。そうでもしないとカメラなど新調出来ないでしょうし」


「そだねー。ぶっちゃけ会場費はパパがなんとかしてくれるらしいからタダで借りられるんだけど、どうせなら沢山巻きあげたいよねー。ルルのファンは結構多いから沢山来るとは思うけど」


なんかさっきから2人ともちょくちょく本音を混ぜて喋ってない?

あとなんか会話の内容がゲスい様な.......。


「ふむ。まぁこの会場の大きさなら入る人数も限られますね。参加費を高すぎてもあれですし、無難に500円くらいにしておきますか」


「いいんじゃなーい」


「で、やる内容ですが、薬さんの生乳を見せるでいいんじゃないですか?」


「急に雑にならないで!咲洲さん!」


「そうだよ!だめだよ希桜!タダで見せるなんてもったいないじゃん!」


「むむ。それもそうですねお汁さん」


「そういう問題じゃないから!」



「とりあえず歌の披露は絶対だよね。ルルの歌声を聴きに来ているわけだし」


「やっぱり歌わなきゃダメ?」


「そりゃ歌わないと!じゃないとブーイング起こるかもよ」


「ブーイング起こるのは嫌だけど、知らない人達の前で歌うのちょっと。恥ずかしいかな」


「大丈夫!私と希桜で色々サポートするし!恥ずかしいとは思うけど頑張って!」


「その後に生乳を見せることに比べたら、全然だと希桜は思いますよ?」


「見せるの確定になってるの!?」


「「.......」」


「何か言ってよ2人とも!」


「えーとオフ会のタイトルは、現役女子高生の生乳披露宴でいいんでしたっけ?お汁さん」


「d(ゝω・´○)」


「2人とも~!!」


「冗談だってルル。さすがにそんなことさせないって」


「むぅ。たくさん荒稼ぎできると思ったんですが」


「1人本気だった!」



【咲洲希桜】


ひにゃたしゃま

ひにゃたしゃま


現役女子高生の生乳披露宴

生乳を披露する現役女子高生


どっちがいいですか?





















「何を言ってるんだ?こいつは」



「むぅ。既読は付いてるのに返信が来ない。意地悪です。ひにゃたしゃま」


「どうかした?咲洲さん」


「いえ、大丈夫です」


「まぁ、やる内容はまだ時間もあるから少しずつ考えていけばいいんじゃない?とりあえず開催日と会場をSNSに掲載するね」


「そうだね。内容はゆっくり考えて決めてこ」


「たくさんお金が来れば.......コホンコホン。たくさん来ればいいですね」


今なにか言い直さなかった?


「そういえば薬さんは何をしてらっしゃる人なんですか?

オフ会をやるしか知らないですけど」


「あ、そういえば咲洲さんには言ってなかったね」


「だね!希桜凄いんだよ~ルルは~。なんとね歌い手さんなの!」


「歌い手?あぁあの動画サイトであげている。そういえば最近ひにゃたしゃまがハマっておられる歌い手が居るとかなんとか」



「オフ会開催に関する内容?」


俺が最近ハマって聞いている歌い手さんのオフ会が、開催されるとSNSで発表されていた。


歌声がとっても綺麗な方なのだが、歌声以外露出してなかったのに、突然の発表だった。


「そういや、コメント欄にオフ会やってくださいって結構書いてあったな」


内容を確認してみると曲披露とトークと書いてある。

オフ会なんてあまり行ったことないが、どんな感じなんだ?

行ってみたい気持ちもあるが、3次元の女の子だと思われるやつにわざわざ会いに行くのも.......。


ふと、リプライのコメントを見てみると。


「この歌い手さんは女子中学生かもしれない?だ...と?」


.......


「うし、行くか」

今年は更新頻度をあげらるように頑張ります。

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