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第0話 エピローグというかなんと言うか

「唐突だけどさ、2次元にどうやったら行けると思う?」


「何を言ってるんですか?」


俺の真面目な質問に対して、篠原桃は呆れた様子で答えた。


篠原桃。

俺と同じクラスでお嬢様。

金髪碧眼の美少女で、二次元美少女が大好きな俺が見ても普通に可愛いと思える美少女ぶりだ。

ただし、この女は3次元出身である。←ここ重要。

残念なことに、この女の子は年々劣化していってしまうのだ。


「失礼ですね。劣化どころか色気を増して陽向くんを虜にしてみますよ」


「なぁ、普通に心を読むの辞めてくれないか?つか、お前ごときに虜になんかされねっての。お前のどこをどう見たら虜にされる部分があるというんだ全く。俺はな二次元美少女と恋をして、結婚するんだよ」


「はぁ……悔しいを通り越してもはや陽向くんが可哀想に思えてきましたよ。というか、陽向くん。そんなことさせないですよ?私がちゃんと陽向くんを真っ当な人間にしますからね?」


俺を見る桃の目は、どこか慈愛じみていて、俺は何故か寂しさを覚えた。

……帰って嫁たちに癒してもらおう。

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