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【脚本】真ネザーワールド リヴァイヴ(冥界蘇生)~神々の黄昏と陽だまりの詩~

作者:たくみふじ
最終エピソード掲載日:2026/03/16
 無間地獄での千年の責め苦を耐え抜き、すべてを無に帰す強大な「虚無(言霊)」の力を得て現世に転生した少年、カイ。彼は双子の姉であり元地獄の番人のソラ、愛犬の姿をした落ちこぼれ死神のクロ、そして自身の人間性を繋ぎ止める「錨(陽だまり)」である幼馴染のひかりと共に、数々の死神が絡む事件を乗り越え、平穏な日常を守っていた。
 しかし、カイが18歳を迎えた日、彼の魂に眠る神のごとき力が本格的な覚醒を始める。その力を利用して天界の秩序を破壊しようと目論む荒ぶる神・スサノオは、ついにはカイたちの通う大学の学長「鬼塚」として乗り込み、キャンパスを巨大な結界で封鎖する。生徒たちを洗脳し、弱肉強食の狂乱状態へと陥れることで、恐怖と絶望を己のエネルギーへと変換していくスサノオ。
 理不尽な地獄と化した学び舎を解放すべく、カイたちは最上階へ突入しスサノオと対峙する。しかし、激闘の末にスサノオの狡猾な罠にかかり、ひかりが闇に飲み込まれてしまう。最愛の人を失った絶望からカイの力は暴走し、世界そのものが消滅の危機に瀕する。だがその瞬間、事態を重く見た最高神・天照皇大神が、己の存在を代償に禁忌の「時遡行」を発動させ、時間を事件の日の朝へと巻き戻した。
 破滅の記憶を引き継いで目覚めたカイたちは、今度こそ未来を変えるため、先手を打って結界の起動を阻止しスサノオの計画を粉砕する。時を戻した代償として次元の裂け目から異次元の怪物「混沌(カオス)」の大軍が襲来するが、カイはスサノオと一時的な共闘を結び、これを撃退。人間の限界を超えて足掻(あが)くカイの姿に満足したスサノオは、矛を収めて冥府の底へと去っていく。
 神々が世界への干渉を絶ち、真に人間の時代が幕を開けた。数年後、大学を無事に卒業したカイたちは「陽だまり探偵事務所」を設立する。神々の黄昏を乗り越え、自らの手で未来を掴み取った彼らは、ちっぽけだけれどかけがえのない「日常」をこれからも守り続けるのだった。
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