表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/9

プロローグ1〜転生するまで〜

前の作品を書き終わらないうちに新しいのを始めてしまいました。



 うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!イセウルものすごく可哀想、、。なんのなの!?この、ゲオルギオスって人。最低じゃない!?何やってくれてんのよ!僕の、イセウルちゃんを傷つけやがって、、。許さんぞ。

 最近流行っている「主人公が歩む道」と言う異世界系小説を読んでいた(つゆ)は、推しのイセウルが処刑されてしまう場面を見て、発狂、、、、いや、近所迷惑になるほどの絶叫をしていた。


 「イセウル・イヨ・ミョルガー」 彼女は、ミョルトタウンの指導者、父「ハウイル・イヨ・ミョルガー」の一人娘だった。母の「ルイティヒナ・イヨ・ミョルガー」は、イセウルが幼い時に他界してしまった。父のハウイルは、娘のイセウルがルイティヒナ、母の事を立ち直れないだろうと「再婚」することを決め、「ヘリオネイルミ・ジュシュミン」と、再婚をし、イセウルの新しい母親を作った。イセウルも、最初は警戒していたが段々と慣れていき、貴族学院に通う頃、十二歳になる頃には前の母親を忘れ「ヘリオネイルミ」を本当の母親だと認識していた。イセウルには妹ができ、元々、ヘリオネイルミが連れてきた義理の兄も本当の兄だと思い仲良く暮らしていた。だが、父のハウイルが酒を飲んだ勢いでイセウルの過去を全て語ってしまったのだ。その後、幼い自分がイセウルを義理の妹だと気づかなかった事を悔やんだ義理の兄「ゲオルギオス」は、イセウルをどん底に突き落とし、最終的には自分が犯してしまった罪をイセウルに被せ、言い返せなかったイセウルは処刑されてしまうのだ。


 僕なら、絶対助けるのに、、、、。こんなに可愛らしいイセウルが処刑されてる場面なんて見たくないのに。神様、仏様、イセウルちゃんをお助けください。はぁ、無理ですよね。仕方ない、「主人公が歩む道」最新刊を買いに行こう。ホンットに見たくないけど、ゲオルギオスが幸せになってるとこなんて!あぁームカつく!!ん?夜ご飯も無いじゃん。はぁ、ついでに買いに行こ。イセウルちゃん生き返ったりしないかなぁ〜?僕的には、生き返って欲しい。と言うか生き返って!!うぅぅ。悲しすぎる、、、。


 露は、家を出て書店に向かった。周りから見たら完全に露は、ヲタク、陰キャと言う境遇に置かれていた。服も、派手なのは着たことがなく、メイクもしたことがないと言うかなりの女子力低めな女子だった。おまけに一人称は「僕」だ。つまり、女らしくしようと思ったことが無いのだ。露は、高校生で小学生までは友達と遊んだりしていたが、中学生になり友達付き合いがしんどくなり不登校になったのだ。それからというもの、ネットでは、友達が居ても現実世界では友達を作らなくなった。そして、ネットの友達「さゆり」から教えてもらった、「主人公が歩む道」と言う異世界系小説にハマったのだ。露、本人はネットで生きることの方が断然楽なので現実逃避の方向に進んだのだ。そして、現状がこうである。

 露は、列の最前列に並び一番に小説をゲットしてコンビニに向かった。


 うぅぅ〜〜。結構寒い、、。何で、こんな夜中発売なんだろ、、、。まぁ、僕には都合がいいか。昼は、あんまり外に出てくないし。さぁさぁ、夜ご飯何食べよっかな。おにぎりとパンとゼリーでいいか。


露は、会計を済まして家に帰ろうとコンビニを出た。コンビニから家に帰る道、右に曲がろうとしたら電柱にぶつかってしまった。とっさに体制を整えたがふらついて尻もちをついてしまった。きっと、スマホを見ていたせいであろう。露は、スマホを探そうと腰をあげた。だが、正面から来た車にぶつかりそうになった。いや、ぶつかってしまった。歩きスマホをしていたせいなのだろうか。だから、天罰を食らったのだろうか。

 露は、そのまま深い眠りに落ちた。

最後までみてもらいありがとうございます。

頑張って投稿しますので応援よろしくお願いします。(欲張ってすみません)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 最後!!私も、転生したいなぁ〜 応援してます! [一言] 次が楽しみぃー!!!(≧ω≦)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ