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第1章輪廻転生 1節転生編 8.特別な魔物

魔物軍団の作成・ナリキンの教育の終わり

チョットシリアス、チョットギャグ



第1章輪廻転生 1節転生編 8.特別な魔物



【不死】魔王ヨシア【炎】魔王アンの俺【成】魔王ナリキンへの教育は続いた。


アンが魔物と俺の間に立って俺に向かって叫んだ。


『迂闊だよ、ナリキン、駄目だよ!直に名前与えちゃ!』


〔魔王が最初に名前与える魔物3体は魔王にとって特別な魔物に成るんだから。


名前与えると守護の魔物といって、魔王と特別な繋がりで能力強化され意識共有されてしまうよ。


簡単に名前与えると守護の魔物になっちゃうよ!〕


俺は、開き始めた口を止めた。


〔魔物は狡猾だ。自らの魔王(支配者)を殺したり、傷つけたり、裏切ることは出来ないが。


騙したり、誤魔化すことは出来る。


だから、魔王は最初の魔物は知恵の有る人型を避けるくらいだからね。


共有意識で魔王を読み取ることも出来るんだ。


信頼不足の魔物に与えたら駄目だよ。


もともと、臆病な魔物は突然の危機・敗勢の戦いから逃げることがある!〕


〔見極めないと、後から後悔するよ!


でも、そいつ能力高そうね。見極めたら、直に名前与えた方が良さそうね!?


だけど、誠実そうな態度に誤魔化されては駄目よ!ナリキン、しっかり判断しなさい。〕


魔物は無表情のまま俺を見つめていた。なんとなく兄貴のような感じを覚えた。


〈渾名なら与えていいのかい。名前無いと呼びづらいし。〉


〔そうね、守護の名前や特別に与えた名前は魔名と言うわ。ちゃんと渾名と決めれば大丈夫よ〕


〈我が魔物よ渾名をドラクンと与える、良いか。ドラクンとこれからは呼ぶ。〉


「ハツ!渾名戴けるとは有難き幸せ!聖約の名前を与えて頂けるよう励みます!」


ドラクンは頭を下げた。


どうやら、 俺の体に染み付いた、本能が家族を求めて人型の魔物を選んだようだ。


なんか某有名漫画の主人公か!?俺の体に染み付いた、ツコミ本能が訴えていた。


何のことだ、よく解らん?


改めて魔物を覗く。


種族:不死者・魔使乙(Sランク)0功:吸血王


渾名:ドラクン 魔名:無し


基本能力:筋力乙(S)耐久丁(A)反応乙 魔力乙増(S+)幸運乙 異能甲増(規格外)


所持魔法:死霊の支配者・風の使役者・変化・神速・超反応・超予測・抗魔術力・


     1日生屍配下22体・死霊の指揮者・風魔術付与・魔力抗魔術耐久強化・


配下なら高位体でも覗ける様だ。


両親の能力覗けないところを視ると功を上げないと自分以外は能力が覗けないとわかった!


(どうやら気づいたみたいね。魔王と言えども、力をつけなきゃ駄目と!〉


ヨシアとアンの話だと、


俺の【生誕】はどうやら特殊らしい。幸運に恵まれすぎている。


魔使乙の魔物などマズ生まれないようだ。


魔使丁・魔鏡丁の組み合わせでも、魔使丁魔物でも1/3の確立でしか生まれないといわれた。


魔物の生まれ方も特殊だといわれた。普通、不死者族は【人】【死】の魔鏡の組み合わせで


生まれるそうだ。【成】【不死】【獣】丁3枚使った事と、【成】が【人】に続性変化させた事で


【生誕】すること出来たんだろうといわれた。


ヨシアから魔鏡製作属性と、魔物生誕続性確認してみろと、言われて。


これは高位者でも覗けないらしい。少し、俺は安心した。


これを覗かれたら。ドンナどのような魔物が配下いるか正確に想像できる事になる。


俺の中を確認する為に覗いてみる。見えた。


真魔鏡製作続性【人】丁


偽魔鏡製作続性【人】戊【不死】戊【獣】戊


生出可能魔物 魔人続・不死者・亡者・死霊 魔使丁(Bランク)


基本能力:筋力丁(A)耐久丁(A)反応丁(A) 魔力丁(A)幸運乙+(S増) 


魔王異能:物質成出


所持魔法:発現無し


1度生み出した種族と魔王の属する種族の魔物は魔使2位下の魔物を界点で生み出せるようだ。


唯、普通一種族だけのはずが四種族増えているのは、【成】の魔鏡の続性変化の御蔭だと思った。


これは、戦略の選択範囲が広がるので有難かった。


やりようによっては、数の不利を覆せるかもしれないと思った。


【成】の所持異能は物質成出らしい。【曼荼羅厭苦異界】アカシアの記憶にあるものを


成出できるらしい。唯、重量と、大きさの制限があるらしい。成出点を消費する。


元の1200点から900点に減少していた。1日で1200点貯まる。


今は1日で積算される上限は1500点だが魔王としての功が上がれば増加する。


加算点も等比級数で増加するらしい。魔剣附属突撃銃を当分の間は成出しようと思う。


界点も3050点に増加していた。魔物倒したぶんが加算されていた。


場所を魔殿の前面広場に移して俺の配下の魔物の【生誕】続けることにした。


 さあ、すぐに、鍛錬だ、界点で魔物を生誕する。先ずは、亡者族:食屍騎・魔使壬 


魔者では再弱だろうが安い界点で成出できるので直に数がそろえられる。



それをそばで見ていたドラクンが、俺の銃を興味深そうに見ながら、助言を述べた。


「良い考えです。棒のような物は、光を飛ばす武器ですか。ウン、銃と呼ぶ物ですか。


食屍鬼だと器用さと筋力が弱すぎるから、食屍騎なら銃の操作と反動に耐えられるでしょう。


食屍騎は円盾もあるし防御と攻撃に、集団運用すれば。強力な魔物兵団になるでしょう。


できれば中間戦闘統率者がいれば訓練が滞りなく出来ます。


亡者族:塚食屍騎、何か如何でしょうか。銃の予備弾も必要でしょう。」


「良い魔物つかんだね。頭切れそうだ、何より機転が利く。


作戦も練れそうだな。」がヨシア感心する。


続けて、食屍騎を合計6体と、骨騎を指揮できる亡者族:塚食屍騎・魔使己を成出した。


食屍騎50界点7体で350界点使用。


塚食屍騎1体1200界点 合計1550界点


亡者族:塚食屍騎・魔使戊(Bランク)1功:塚食屍騎


渾名:無し 魔名:無し


基本能力:筋力己(C)耐久己(C)反応戊(B)魔力戊(B)幸運己(C) 異能戊(B)


所持魔法:死霊の指揮者・死霊使役者・精力吸収・抗魔術力・

     

     1日生屍配下10体・魔力抗魔術耐久強化



亡者族:食屍騎・魔使壬(Fランク)1功:食屍騎


渾名:無し 魔名:無し


基本能力:筋力壬(F)耐久壬(F)反応壬(F)魔力壬(F)幸運壬(F)


所持魔法:精力吸収・毒素の呪・抗魔術力

     


魔剣附属光線銃2丁と10交換用箱型蓄電池を成出しする。


魔剣附属光線銃3X300交換用箱型蓄電池10X30=1200


どうやら、俺の魔物軍団はそろった。早速運用試験をしないと。


死人バカリ、野郎ばかり、アンと比べると不気味な奴ばかりの団体さんが出来上がってしまった。


魔王の軍団とはいえ色気ねー!俺の体に染み付いた、ツコミ本能が訴えていた。


何のことだ、よく解らん?






編集しながら投稿してゆきます。盗用指摘・ご意見、宜しくお願いします。初投稿です。真摯に対応したいと思います。

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