第1章輪廻転生 第1節転生編 1.新たなる始まり
始まりです。異世界の設定と魔物の説明。バトル少しあり。お笑い有り。過激表現有り。
漢字アレルギーの方ごめんなさい。《。。》謝り。
漢字ばかりだと読みにくいかな。要工夫ですな。事故ツコミいや、自己ツコミか!?
1章輪廻転生 1節転生編 1.新たなる始まり
異世界【曼荼羅厭苦異界】の天空にたなびく彩雲が割た。
虚空の太陽から一条の光が収束され、彩雲の七色の煌めきが紫に発光して。
苦界の最上階にある相輪(お寺の5重の塔最上部飾り、見目は避雷針に装飾つけたように見える)
に光が七色に煌めき紫に発光しながら照射される。
魔相輪は七色の煌めきと紫に発光しながら光を吸収し、
石造の魔殿(権現造神社に似た部屋配置)の太魔殿の
魔鏡に新たなる魔の力を伝えてゆく。
やがて、太魔殿の魔鏡が七色の煌めきと紫の発光が治まると、
漆黒の生光をまとい一閃の発光を放つ。
石造の拝殿の献台の上に太魔殿の魔鏡から漆黒の一条の光が
ハルリのガラスに閉じられた隔世石殿を通り越し放たれ其処に。
新たなる魔鏡が漆黒の煌めきと生光をまとい
ながら生成されてゆく。
新たなる魔鏡が漆黒の生光をまとい漆黒の煌めきと一閃の漆黒の光を放つ。
一瞬のうちに献台の上に何かが生み出された。
《何回目の転生だろうか》俺は薄らとした意識の中で呟いた。
魔王に転生したことを意識しながら、転生前の記憶は総て失われたようだ。
名前すら思い出せない。
唯、(魔王であったこと)と(最強魔王を望んでいたこと)以外は、忘却の彼方へ
流されてしまったようだった。
目覚めると、石積みの壁と柱・一部黒漆喰に塗られた壁の部屋に二つの姿が有った。
後で、拝殿だと教えられた。
一つは、痩せ型であるが、頑強な意思を持つような鋭い目がやせ面の顔から俺を刺すような
視線を浴びせていた。どうやら、男の魔王、種族:不死者;吸血鬼であった。
青白い顔、青黒い血管が皮膚通して見えており耳端は尖り、燕尾服を着て、マントを羽織っていた。
「新たな魔王が、誕生し覚醒したようだな」魔王は二つ目の姿に語りかけた。
二つ目の姿は、柔らかな線を持ちながら着痩せする体型で、優しそうであるが、
値踏みするような生温い視線を吊り目から、俺に注いでいた。
どうやら、女の魔王、種族:魔狐であるようだ。
狐耳が頭上にあり、尻尾のようなものがワンピースの後ろで見え隠れし、金色の毛が眩しかった。
(なんか、おかしな感じね。特別な能力ありそう)女魔王は返答した。
俺は、なんだか違和感を感じていた。異世界転移転生したのかと感覚的に判断した。
〈ここは何所だ。〉俺は尋ねた。魔鏡に少年の姿が映っていた。これが俺か?
よく見ると褐色の肌で引き締まった細筋肉体の少年が細面の顔を顰めていた。
七・五さんか中学入学の格好の三つ揃えの少年だと思った。何でそんな感想を?
「お目覚めかね。ようこそ、異世界【曼荼羅厭苦異界】新たなる魔王」
[先ずは、初見の試しね]
魔王が『生誕』と叫ぶと魔鏡が発光し、俺の目の前に何かが飛び出した。
何も考えず、唯、本能のまま献台から滑り落ち、床を転がり魔物の攻撃を避けた。
そして叫んだ『成出』立ち上がると、
俺の手には漆黒の発光と同時に魔剣付属光線銃が握られていた。
どうやら高拘束光線を照射する武器らしい?
魔界に何でこんな物が在る。人間共が火薬使うのは見たことがあるが。
記憶のないのに何故こんなことわかる?
【魔剣付属光線銃】光線銃;小銃6mm径・グレネード40mm+展開魔剣:高振動切断
魔物は剣を構えなおした、鎧の音が
カチャ カチャとなる
『ウー・・・ウェー 』
不気味な、唸り声とも、叫び声とも解らない重低音の呻きを
眼球が落ち込み、青黒い乾涸びた皮膚をまとった顔のそいつは放った。
魔物は人型の亡者族:魔使庚(Dランク)50功:食屍騎 食屍鬼に鎧着こんだ上位体だった。
剣を振るて俺に飛び掛ってきた。
魔剣を展開し受け止め、飛び下がる。
バーストで三連射
バ、バ、バ 光線が3条走り、肉のこげた匂いが漂う。
食鬼霊命中、青い燐光が発生する。
『グエエ、ゲッゲ、ガッガ』
声にならない、呻き声上げ。弾痕から血は流れなかった、生きていないのか?
なお、俺に襲いかかろうと、体勢を立て直そうとしている。
そいつに向けて、
バ、バ、バ
続けて三連射命中、サイドステップ踏みながら1,2、・・・7.8歩で高振動ソードで
スパッと、
袈裟切り、食鬼霊は胴で斜めに切り落ち、青い燐光になって消えうせた。
手に持つ銃の熱が生々しかった。
俺は、震えが納まるのを感じた、恐怖を感じていたのだ。
魔王とあろう者がありえない、おかしい。
何か、おかしい。俺の体に染み付いた、本能が訴えていた。
〔おめでとう合格だわ!!まんずまんずね!〕女魔王が俺を抱きしめた。
「魔王として、認知しよう。うーん、【成】の魔王 浦阿ー成金」
魔王が新たなる魔鏡の刻印を見ながら、俺に、宣言した。頬にキスしながら。
確かに、魔鏡の裏面の真ん中に成の字、縁周りに浦阿ー成金の刻印が見えた。
縁取りは雷紋で装飾されていた。表面は雷紋縁取りの眩しい鏡だった。
中華丼か思わず俺はノリツコミしたくなった。
暴走族か!名前もこれもツコミたかった。
何の記憶だろう、よく解らんが、体の中からツコミ衝動が沸いてくる。
ドコカ変だ。ナンカ変だ。
編集しながら投稿してゆきます。盗用指摘・ご意見、宜しくお願いします。初投稿です。真摯に対応したいと思います。