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“私の手を握って” 僕が好きな子に言われて握り返そうとすると、、、?

作者: 七瀬
掲載日:2023/08/27








僕はあまり人が居ない寂しい公園で、彼女を見つける!

この公園は、人通りからかなり離れた場所にある公園で、人があまり

居ない公園だった。

遊具も錆びついていて、随分と誰にも乗られていないように僕には見えた。

僕はそんな寂しげなこの公園が大好きだ!

子供の遊び声や中年のオヤジが、一人寂しくお弁当も食べていない、

そんな静かな公園。

僕は独りで本を読むのが好きで、ココは最高の場所だと知った。

ただ静かに自分の好きな本を何時間でも読める場所。

僕はこの公園を見つけてから、毎日この公園に来るようになった!





・・・そんなある日。

“僕はいつものこの公園で一人で本を読んでいると、、、?”

1人の女の子が僕に話しかけてくれた。




『最近、ココによく来るの?』

『えぇ!? あぁ、ううん。』

『“私も以前はよくココに来てたんだけど? 病気で最近この公園に

来れてなかったから、貴方が居て! ビックリしたわ!”』

『・・・まあ、人があまりこの公園には来ないみたいだしね。』

『そう! この公園って? 人があまり居ないから、私好きなの!』

『“僕もだよ! こんな静かな公園ってあるんだね!”』

『“私達気が合いそうね、いい友達になれそうだわ!”』

『僕みたいな奴でもいいの?』

『どうして? 私は是非! 貴方と友達になりたいの!』

『僕もできたら、キミと友達になりたい!』

『“じゃあー決まりね! 今日から私達は友達よ!”』

『うん!』






僕はこの公園で、“彼女と出会った!”

彼女はとても綺麗な女の子で、たぶんなのだけど、、、?

その辺には居ないような美人な女の子だと僕は思う!

“恐ろしく目を引くぐらいキレイな彼女に僕は恋をした。”





・・・この日から僕は、“いつものアノ公園に行き、彼女と会える事が

いつの間にか楽しみになっていった。”




『ねえねえ、蒼真クン?』

『なーに、奈留美ちゃん! どうしたの?』

『私も蒼真クンの読んでいる本ね、読んでみたい!』

『いいよ、僕が読み終わったら! 奈留美ちゃんにこの本貸してあげるよ。』

『“ありがとう。”』

『うん。』

『蒼真クンって? 本当に優しいんだね!』

『・・・そ、そんな事ないよ。』

『“蒼真クン、モテるでしょ?”』

『ぼ、ぼっ、僕? モ、モテないよ!』

『“動揺しまくり! 蒼真クンのそういうところも私は好きだけどな~”』

『もぉ~僕を揶揄わないでよ~!』

『揶揄ってないよ! 私ね蒼真クンと初めて出会った時から、蒼真クンの

事好きだったんだよ。』

『えぇ!?』

『“ねえ? 私の手を握って!”』

『・・・えぇ!? あぁ、う、うん、』


【トントン】

『えぇ!? み、三尾、な、なんでココに、、、?』

『“お前! ずっと誰と話してたんだよ!”』

『・・・ひ、1人? 一人な訳ないだろう! ずっとこの女の子と、』

『俺が少し前からお前の事見つけて見てたけど? 誰も居なかったぞ!』

『“・・・で、でも? 僕は、奈留美ちゃんと、”』

『“えぇ!? 奈留美だって! お、お前、奈留美と話してたのか?”』

『・・・えぇ!? 三尾、奈留美ちゃんの事! 知ってるのか?』

『“お前さ、今かなりヤバかったんだな! 取りあえず後で詳しい事話して

やるから、家に一緒に帰るぞ!”』

『で、でも? 奈留美ちゃんが先まで、ココに......。』










 *









僕は同級生の“三尾に彼女の事を後で、いろいろ聞いた。”

彼女は三尾が中学2年生の時に同じクラスになった事がある女の子

だったらしい

そして、彼女は中3の時に学校で急に倒れそのまま入院。

その後、皆は彼女の病気が治りまた学校に戻って来ると思っていたのだが、

彼女はそのまま病院で亡くなったらしい。

三尾も彼女の事は気になっていたが、そのうち彼女の事は三尾の記憶から

薄れていく。

皆の記憶から忘れかけられていた時、“彼女をアノ公園で見かけたという

噂が立った!”

亡くなった彼女が蘇って、誰かに復讐しようとしているという噂だったらしい。






・・・でも実際は、“私の手を握って”と彼女がいい。

”相手を向こうの世界に連れて行く”事が目的だと知る。

僕もその一人になる前に、間一髪のところで三尾に助けられたのだ!







そして、僕はあれから彼女には一度も会ってはいない!

アノ公園にも、もう行かなくなった。

たまに僕は彼女の事を想い出す。

またいつか? “僕はまたアノ公園に行くかもしれない!”

彼女とまた会えるならと、、、。



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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