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148話 雪降る景色

 影月戦争は終わり、レイム達は照応領域から元の世界へと帰還し、とりあえずは元の拠点で生活することになった。

 ワーレストとレジナインがここへ来たときに起動したポータルを解析したことで自分達の世界に帰還する手段はあるが、最初の疑問であるなぜ、悪の組織はここにポータルを繋げたのか、という疑問があったからだ。


 折角だし、という理由ももちろんある。

 精鋭部隊の一角である十番隊『暗黒満月』と戦い、打倒した。それは喜ばしいことだが、悪の組織についての情報は全くの結果であった。

 そもそも悪の組織が情報管理を徹底しているからか、十番隊のメンバーに関しては戦いという状況化から情報を引き出す余裕なんてなかった。

 それ以外の隊員についての脳を介して記憶を読み取ろうとしたが、気になる情報などなく、基地の装置にあるものからも情報を探そうとしたが、結果は何も得ることができなかった。


 またしても悪の組織に関する情報は一切ない状態だが、今は十番隊『暗黒満月』との戦いで負った傷、疲労を治療するために『無限の星』は地球で日常を送っている。戦いから七日、悪ん組織についての議論は変わらず行われている。

 話し合いの結果としては悪の組織は自分たちの情報に関する漏洩を徹底的に防止しており、如何に精鋭部隊という組織の中でも重要な役割を持った者たちでも敵に知られてはならない内容を隠している。


 それで部下から疑問を持たされているが、一方的な契約によって文字通り、駒のように扱っている。


「すご~い!!」


 拠点としたタワーマンション。

 その巨大な窓からは街が雪で染まった街並みを目を大きく開いて冬景色を眺めている。雪は知っているが、破壊の領域レイズレイドでも雪は降るが、破壊の魔力が満ちた環境によって積雪になることはない。雪が積もる場所は光の領域エレクシア、風の領域シズゼリア、水の領域ソルレンテ、闇の領域ネルトシネアスの四つだ。余談だが、雪は降った際の気温が一番低い場所はネルトシネアスである。


 戦いの後はレイムやエマは外出をせず、娯楽に浸っている。所謂、引きこもりであるが、言い訳として戦いの最中に覚醒して【破壊】と【再生】だった能力が、【破壊】を介して【終焉】を、【再生】を介して【創造】を、その二つを獲得した即座に【万象】と【無限】を更に獲得したことで計六つの能力がレイムに宿った。


 結果的に成長は出来たが、急成長であり、存在の規模が広がったことで少し体調不良気味であったが、それは『万象神冠コスモス』の提案でレイムは【破壊】と【終焉】を担当し、レイネルが【再生】と【創造】を担当し、全面的支援を【万象】が行い、【無限】は任意で発動する仕組みとなった。


 更に全般支援担当『万象神冠コスモス』は出力を上げるために神器を開発した。

 それこそがレイムが首から下げている瞳型のペンダントである。


「よしッ!!」


 大きなこたつにレイム、エマ、シール、リールがプレイヤーとなり、レイムと隣にレイネル、シールとリールの間にピールが座り、ボードゲームを遊んでいる。

 通常はサイコロを振り、マスを進むが、少しダークな世界観で展開されるこのゲームは多面体のサイコロを振るうことで降りかかる危機を脱し、もし失敗すればデメリットを抱える。

 光と闇カード、脱出することを目指しながらも、時々起こる四人のプレイヤーの駆け引き、他のプレイヤーを蹴落とすこともできる。


 今リードしているレイムはサイコロを振り、危機を脱し、ボーナスとして光カードをドローする。娯楽でも戦うことができる、それはレイムにとって何よりの発見だ。刃と刃以外にも戦いという要素を楽しんでいる。


 そんな地球の娯楽を満喫している時、レジナインがリビングで現れた。


「レイム様、数秒前――南極に時空振動の反応がありました」


 レジナイン・オーディンの観測、その言葉に誰も疑いをかけることはなく、諸々の後始末はリツリを含んだ七人の使用人に任せ、裏をかかれることも念に置き、時空振動が観測された南極にはレイム、エマ、ジュウロウ、ワーレスト、ソージ、ソピア、サリアの少人数で向かった。



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