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セカンドワールド!  作者: こ~りん
六章:機械と共に生きる国
114/115

114.リザルト

 □ロザリー゠ルナハート


====================

【地平線の騎士団】

『ロザリー゠ルナハート』レベル117


右手:『呪装:骸の祈り』+3

左手:――


防具:『業物:脱兎フード』+5

  ├『幽闇の濡れ羽』─呪魂鋼の胸当て

  ├『幽闇の濡れ羽』

  ├シャドウヴァイパーの革ベルト─頑丈なベルトポーチ

  ├【彷徨の竜鱗腕鎧】

  └【呪骸纏帯 ヴルヘイム】


装身具:妖精の耳飾り

   ├ルーンの指環(力)

   ├転換のアンクレット

   └ベレスの絆


スキル:【純潔魔王】【奇襲戦士LV38】【ハルバードⅢLV18】【鑑定眼LV30】【看破眼LV30】【悪路踏破LV27】【襲撃ⅡLV40】【斬撃ⅢLV9】【跳躍ⅡLV28】【呪怨支配LV30】【瞬発力強化ⅡLV14】【持久力増加ⅡLV14】【韋駄天LV5】【状態異常耐性:麻痺LV3】【状態異常耐性:毒LV17】【状態異常耐性:出血LV4】【採取術LV8】【採掘術LV2】【植物学者LV9】【影操の加護LV20】【彷徨竜の加護】


アーツ:《スラッシュ》《カウンター》《大切断》《呪影》《投擲》《フェイタルラッシュ》《カース・オブ・ピリオド》


ラストアーツ:《侵食領域・色欲世界》

             └天墜世界》

====================


 クランハウスに帰還してクエストの達成報告をした後、私は自室でステータスの確認をしていました。

 【ラ・ターリアザ】を斃したことでレベルが一〇近く上がっていました。Sレベが上限になっているスキルがあるので近いうちに進化させたいですね。

 ベルトは耐久値が心許なくなっていましたので、クランハウスに戻るついでに買い換えました。


====================

『ベレス』レベル80


種族:合成獣


スキル:【斥候ⅡLV11】【暗殺者LV14】【影同化ⅢLV3】【影爪ⅡLV37】【致命牙ⅡLV36】【奇襲ⅢLV31】【獣の勘ⅢLV8】【因子励起LV4】【浸透の加護LV20】【■■■■】


アーツ:《引っ掻く》《噛み千切る》《突撃》《ダイナミックお手》《ダイナミックおかわり》


状態:進化中

  ※進化完了に要する時間は個体差があります

====================


 そしてこれがベレスのステータスです。

 特典素材を勝手に食べてからずっと、ベレスは私の影の中に潜っています。

 いつの間にか変なアーツを習得していますが、それよりも気になるのが状態欄にある進化中の文字です。


 【従魔師】系統のスキルを取得している人が少ないので調べても情報が出てこなかったんですよね。ネームドの討伐報酬で入手した特典素材を食べたらこうなった、なんて書き込むわけにもいきませんし。

 悪いようにはならないでしょうけど、きっかけがアレなので一抹の不安を覚えます。


「それで……【純潔魔王】の力の使い方について、修行をつけてくれるんでしたよね?」

「ええ。でもここじゃ無理よ。人目の無い……そうね、遺跡の中とかどうかしら」

「近辺に遺跡なんてありませんよ」

「地理的にはそうね。もっと東の、あの彷徨竜の縄張りなら幾つかあるはずよ。……地盤が崩れていなければ」


 東……帝国ですか。


「でも、人目の無い場所なら森とか山とか、他にもあるはずですよね?」

「なるべく閉鎖的な空間の方が都合がいいのよ」


 それなら遺跡に着いてからの修行でも納得できますね。

 ……でも、それだと隣国に行くことになりますから、また長期間離れることになります。なるべくクランの都合に合わせたいですが、オーナーは忙しそうですし、他のメンバーもクエストで散らばっていますから、たぶん大丈夫でしょう。

 

「――おっまたー!」


 私達が修行をどこで行うか悩んでいると、勢いよく扉が開かれました。もちろんユキの仕業です。


「進化終わったー?」

「まだ。今日一日は出てこないと思うよ」

「魔物は進化に時間をかけるもの。ネームドを取り込んだのなら尚更ね」

「……私も進化するのかな?」

「さあ?」


 そういえば彼女の種族はオニビトでしたね。人に近いとはいえ、一応は魔物に分類される種族です。

 人類に数えられる種族と違って魔物はキャラメイクの際に色々と弄れるらしく、例としては腕を四腕にしたりですね。

 なので外見からでは進化しているのかそうでないのか判別がつきません。


 私がハーフエルフからハイエルフに種族変生を果たしたように、魔物種族の異人が進化をするのはなんら不思議ではありません。ですが、そういった報告は無いので実際は不明です。


「あ、そうそう、遂に私もレベル一〇〇になったからラストアーツが解禁されたよ。ロザっちのと比べるとたぶん地味だと思うけど」

「どんな感じ?」

「こんな感じ」


 彼女が見せてくれた画面には……地味だけどえげつない効果が載っていました。

 これ私でも勝てるか怪しいんですけど、こんな効果になった理由は察せられるので言葉に困ります。

 というより、これを現実に持ち出せると知ったらどうするのでしょうね。普段通りだとは思いますが。

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