表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

78/155

第78話 冒険者ギルドに大行列? 冒険者大量発生?


 タヌヌと俺は、朝ごはんを食べに冒険者ギルドx酒場に到着したが。


 冒険者ギルド入り口には、行列ができていた。


「タヌ! 人が沢山いますよ。ご主人様」


「あぁ、普段の冒険者ギルドからは想像もできない、混みようだな」


 これはしばらく飯は食えないな。お! あれは。



「なんなのよ。これじゃ中に入れないじゃないの!」


「ほんとですね。イフリータさん。これでは、羽が白くなったお祝いができませんよぉ」


「君達、朝からお酒なんて。それに、お祝いなら昨日したじゃないか。エクリア」


「ふっ純白の羽の帰還祝いは、何度しても良いのですよ! エクス!」


「はぁ、まったく。ん? フェンリは、何してるんだい?」


「ユーリさんが、いたんで、手を振ってたんです」


「マスター? あ、本当じゃないか」


 俺とタヌヌは、召喚獣イフリータ、天使エクリア、聖剣エクス、召喚獣フェンリと合流した。


「それで、この人混みはなんなんだ。エクス」


「聞いた話では。勇者が死に、勇者のスキルが失われたせいで、モンスターが人を襲うようになったから、冒険者ギルドに、高額の依頼が増えたみたいなんだ。それで冒険者になりたい人が殺到したみたいなんだよ。マスター」


「なるほど、確かに、この前のハムース族の商人ロッティさんも、護衛ができる冒険者は、数が少ないから、領主、大手の商業ギルドなどが契約してしまうから、雇えないとか言ってたな」


「だからって、酒場まで入れなくする必要ないじゃないのよ!」


 どうするかなぁ、他の飯屋は、朝早くからはやってないし時間潰すか。


 せっかくだし、皆の力でも調べてみるかな。


 

「しばらく無理そうだし、外でモンスター退治しないか?」


「はぁ、仕方ないわね。わかったわ。ご主人様」


「ユーリに従うしかありませんね。羽のために人肌脱ぎますか」


 意外にも断りそうなイフリータ、エクリアが賛成してくれた。


 他のみんなも、問題ないと話すので、町の出口に向かった。

 

 出入り口は、巨大な鉄の門が完成し、閉まった状態になっていた。



「これはユーリ様! あの外に出られるのですか?」


「ダメかな?」


「いえ! 英雄ユーリ様なら問題ありません! お気をつけて」


「ありがとう」


「門を開け!」「は!」


 ゴゴゴゴゴ……ギィィ。


「お気をつけて、ユーリ様」


「ありがとう」




 聞いた話では。


 一時的に決めた規則により、町を出るには、同行者の中に、冒険者ランクC以上または、戦えるかのテストに合格する必要があるらしい。


 俺は、まだ最低ランクのFランクだが。活躍したから顔パスになったようだ。



「おぉ! 町の外に沢山人がいるぞ!」


「本当ですね、マスター。今まで外でモンスターと戦う人は、いなかったはずだけど。朝、冒険者登録した人達が腕試しをしてるみたいだね」


「タヌ。エクスさんの言う通りですね。逃げながら戦ってる人もいますよ。あ! モンスターに囲まれてる人達がいますよ!」





「きゃぁぁぁぁ! あやまるからこないでぇ」


「クソ! 犬の分際で、応援呼ぶなんてずるいぞ!」


「どうするのこれ、周りの人達も戦ってるから助けてもらえないし、死んだかしら、わたしたち」





「あれか、3人の女の子がウルフ30体には囲まれてるな。助けてやるか」


 まぁ、もう有名人だし、気にしなくていいよな。人助けだし、ん? ウルフからケムリ?


「ふん」ドゴォォ!






「うわぁぁぁ! ウルフが燃えたぁぁぁ、あつあつ、ひのこがぁぁ」


「けどなんで……」


「あの人達じゃないかしら、こっち見てるし」


「え! あれは、出回ってる似顔絵にがおえの英雄ユーリさん達じゃん!」


「噂通り、すごい人ですねユーリさん。一瞬でウルフを倒すなんて」


「そうね。手を振って行っちゃったわね。お礼も言えなかったわ」


【ユーリさん! ありがとうございました!】








 今のは、俺じゃなくイフリータの魔法だが、今はそれよりも。


 目立ちすぎて、人が集まりそうだったので、その場から逃げるように、人がいない森の方角に移動した。





「イフリータいきなりはやめろよな」


「あんなザコ瞬殺なんだから時間の無駄よ」


「まぁ確かに一瞬だったな」


 とりあえずイフリータの力は、わかってたし、気になるのは他の皆だな。ん? エクリアが、しゃがんでる?



「何してるんだ? エクリア」


「いえ、人の腕みたいのがありましたので、天使として、祈りを捧げようかと」


 しゃがむエクリアが振り向くと、地面には、泥に汚れ、無数の傷がある腕が落ちていた。


「ほんとだ……」



 モンスターに殺されたんだろうな。偵察してた町の人か新人冒険者かな。墓を作ってやるか。


 墓を作ってからエクリアが祈りを捧げた。


 森の中でモンスターを探すと、ゴブリンがいた。




 町で聞いた話通りだな。


「がはぁがはぁ、ぐ! はぁぁぁ。クソ! だめだ、森に入るとゴブリン共に囲まれて殺されちまう」


「ゴブリンがこんなに、強いなんて」


「そんなにかよ」


「一体なら問題ないんだ。けど奴ら森に入ったら、数は増えてるし、木の上を飛び回って見失ったと思ったら、囲まれちまってんだよ!」


「外の草原だって、うかつには1人で歩けないぞ。冒険者を護衛につけないと、隣町にも行けやしねぇ」


「はぁ、物価が上がりそうだな」




 物価の話も気になるんだよな、金の匂いがするぜ! まぁ今は実戦練習だな。


 とりあえずイフリータは酔ってなければ問題ないのはわかってるし、誰にするかな。


「エクリアやってみるか?」


「前にも言いましたが、天使ですから! 殺しはやりませんよ。ふん」


 胸を張るなよ。


「そうだったな。じゃあ。フェンリ頼めるか?」


 空飛ぶパンツを瞬殺してたし、余裕だろうが。モンスターと戦う姿も見たいからな。


 ん? フェンリの顔が青い? 頭から爪先まで全身プルプルなんだが、どうしたんだ?

次は土曜日予定です。


ブックマークありがとうございます。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ