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第27話 騎士団と見学3人娘とセーラー服とパンスト!

ライザを隊長から団長に変更しました。

読んでくれた方すみません。


 あ、あれは!!!


 青く輝く胸が! 大軍で! 甲冑で強調された胸が! 歩く度に、バインバインと近づいて来やがる! なんて破壊力だ!


 そして! 先頭を歩く隊長らしきお方!


 長身に豊満ほうまんな胸や体のライン剥き出しの! 銀と青の甲冑に!


 スカートから見えるすらりと長い脚! 太陽の光に反射し! 金色に輝くロングヘア! 俺の理想とする! 姫騎士様!


 他の方々も美人揃いではないか!


 騎士達は、青い鎧で統一され、スカートは紺色太ももまで、脚には小さいすね当て、爪先の爪が輝き見える、サンダル!


 それにしても、騎士達も町の外で軽装なんだな。


 まぁ軽装の理由はもうわかっている。

 魔物が逃げるから追いかけるために、軽装って事だな。

 ただ、なんで魔物が無抵抗で逃げてるかは、謎なんだが!


「あなたがユーリ・ディザアで間違いないですか?」


 考えている間に、気がつくと騎士団は、目の前に居た。

 そして隊長らしき人の胸が! 身長差で目の前に!


(ち! ちかい「あれ? な……ぜ俺の名前を……?」)


「やはり間違いようですね。冒険者ギルドのクレアに、新人が置き去りにされたと、捜索そうさくを頼まれたのです。みな無事でなによりでした」


「それは、わざわざありがとう……ございます。ぐぅ(やば! こんな時に)」


 俺は、鼻に違和感を覚えていた。



「他の任務で、町に居合わせたところだったのです。巡回のついででしたから、貴方が気にする事はありませんよ。そうでした、こちらも自己紹介をしましょう」


 背筋を伸ばし、左胸に手をそっと置き話した。


「私は『セイクリッド・エヴァーガーデン団』団長をしているライザ・リューシア、ライザと呼んでください。他の者達、全員は多いので副団長だけ紹介しましょう。彼女は、クリス・ルリミナといいます」


「短い間でしょうが、よろしくお願いします。ユーリさん」


 これまた眼鏡の似合う、副会長タイプの美人さんだ。


「これはご丁寧に、ぐっ!」



 俺は転生してからの疲れからなのか、胸が眼前にあるからなのか! 鼻血が出てしまった。


 ツーー。


 クリスは、ため息混じりに。


「ユーリさん、鼻血でてますよ」


 ライザ団長は、スカートのポケットをあさりながら。


「本当ではないですか! 置いていかれた疲れからでしょうか! 今すぐふきま!!!」


 鼻血で汚れることも気にせず、キレイなレース入りの布を取り出し。

 鼻血を拭いてくれようとした。

 ライザの手が震えて止まった。

 ライザの顔はみるみる、血の様に赤く染まった。



 クリスは、見下す様な話し方で。


「ユーリさん、器用ですね」


 俺は皆の反応が気になり、自分の鼻先を見ると。

 俺の鼻血は、願望スキルが発動したのか。

 ライザ団長の胸の形をして、ボインボインと鼻先で踊っていた。



 団員達の視線が、ユーリのオッパイ鼻血に突き刺さり騒がしくなった。


「何あの鼻血、胸の形してない?」


「しかもあれ! 団長の胸じゃ?」


「何それ! 優しい団長に卑劣ひれつだわ!」


「これだから私、男って嫌いなんです」


「世の中クズは多いからなぁ」



 団員達の後方からも話し声が。


「ふっ! 鼻血を胸にするとは、世界には変わった者がいたものだな」



 サンダルを履いた少女は、爪先立ちをし遠くを見る様な体勢で話した。


「むぅ、鼻血じゃ遠くて見えないじゃないかぁ。あの黒服の男の人だよねぇ?」


「ちょっとジル! 私達は見学で来てるんだから、静かにしてないと怒られるわよ」


「いやいや、シルヴィも十分うるさいと思うんだけど」


 黒い服の少女、シルヴィは、慌てて口を両手で押さえた。


「うそ! むぐぅ!」



 イフリータとエクリアはフォローするつもりはないようだった。


「やはりご主人様は! 胸なのね!」


「金に困ったら、大道芸で稼げそうですねぇ」



 この空気! 何か言わないと不味い!


「あ! これはそのわざとじゃ! ぐが!」


 団長のライザは布を俺の鼻に、グリグリと押し当て、怒り声に笑顔で話をした。


「鼻血を変化させるなど変わった力ですが! この様な技を女性に対して、使ってはなりませんよ! わかりましたか! ユーリくん!!!」


「ひゃい。ずみません」


「わかれば良いのです」


 団員達は口をそろえて。


「さすが団長だわ。お優しい」



 後方の団員達は。


「なんだぁ怒りのままに、切らなかったのかぁ」


「こら! ジル!」



(どこのどいつだ! 切るとか! おぞましいこと言ってやがる奴は!)


 俺は、声のした辺りを見た。

 青い鎧の軍団後方には。

 団員とは違う格好をした、3人の若い女の子がいた!


 1人は、黒一色の薄着に、ミニスカ。

 もう1人が白一色の薄着に、ミニスカ、2人の服装似てるな。


 ラストが!

「『黒髪ポニーテールにセーラー服とパンスト』だと!!! あ!」


 異世界で、ありえない物を見てしまい。

 あまりの衝撃に、絶叫を上げてしまった。


 ライザ団長とクリスは顔を見合わせ、目をパチパチさせながら話した。


「セーラー服? わかりますか? クリス」


「聞き覚えがありますね。確か見学の子が変わった服だから聞いたら、そんな名前でした」


「変わった服ですか? あぁリザですね」



 エクリアは、どれかなぁと、ぴょんぴょん跳ねながら団員達を見ていた。


「ほほう! あれは確かに! まごうことなきセーラー服ですねぇ」


「あれが、セーラー服。メイド服より好きなのかしら」



 セーラー服を着た少女リザは、ユーリの発言を聞き呪文を唱えた。


「大自然の怒りよ! 我に宿り一体に」


 白い服装の少女は、わたわたと慌てふためき。


「ちょ! リザ! 何やっちゃってるんだよぉ!! 突然呪文なんか唱えてさ!」


「そうよ。リザ! 落ち着いて!」



 団員達は、落ち着いていた。


「あの呪文は、速度向上魔法ね」


「まさか、おトイレかしら?」


「いやいや、それはないでしょ」



 リザの魔法が発動した。


『「雷無移カムイ」」


 落雷を自身に落とし、電気を体に宿し、筋肉を活性化させ、全ての動きを高速にする。


 ゴロゴロ! ズガァァァン……



 リザの近くにいた。

 白い服装の少女は飛びのいた!!!


「おわぁぁぁ!!! 服が焦げるじゃないか!」


「大丈夫ジル!」


「すまない2人共、少し行ってくる」


「え! リザ?」


「どこ行くんだ? リザの奴」



 リザの体からは、無数の稲妻いなずまがバチバチと火花を散らしていた。



 何やってんだ! あのセーラー服の女! 静電気でポニーテールが! 怒った動物のシッポみたいに逆立ってるぞ! てか目も紫に光って怖え!



「リザ? 速度向上魔法なんか使って何か見つけたの?」


 リザは団員達の後方から、ユーリに近づきながら、女性団員の問いかけに答えた。


「はい。探していた者を見つけました」


「へぇ探していた人ねぇ」



 リザは、ライザ団長の前で立ち止まった。


「ライザ団長、しばしこの者と話させてもらっても構いませんか」


「それは、かまわないですが」


「ありがとうございます」


「リザの知り合いでしたか?」


「いえ、違います。では、失礼いたします」


「えとおれ? へ!」


 俺が話そうとすると、リザの手が俺の顔をおおった。



 リザは、ライザ団長から許可を貰うと。

 ユーリの顔面を鷲掴わしづかみにし「グガァ」速度向上魔法『カムイ』を使って高速移動で場所を移した。


 ズガガガガガ!!!



 リザの側にいた2人がライザに話した。


「すみません! ライザ団長! 私達が連れて戻りますから! 行くわよジル!」


「な! なんで私までぇ」


「私達友達でしょ!」


「それは関係ないだろ! てかあんな速いのどうするんだよ!」


「話すんなら、どこかで止まるんだし! 速さなんて関係ないでしょ!」


「シルヴィはアホなのか!」



 シルヴィは、ズルズルとジルを引きずり、リザの後を追った。


「ご主人様がさらわれてしまったわね。まぁ殺意はなかったけど、メイドだし追いかけますか」


「あぁ待って下さいよぉ! イフリータさぁん」



 副団長クリスは、淡々と話した。


「どうします団長? 連れていかれましたが」


「急ぎの任務ではないから構わんさ、聞かれたくない話をしたいのであろう」


「そうですね」


「みなしばし休憩とする」



 団員達は、妄想を開始した。


「リザって、クールな感じだったのに、どうしたのかしら」


「ふっ、やはり! 昔の思い人じゃないか!!!」


「なら、あんな連れて行き方しないでしょ」


「だねぇ。一瞬で失恋しちゃうよぉ」


「えぇぇぇ、じゃあなんなのさぁ」


「むぅぅ、逃げた恋人とかは」

評価、ブックマーク、感想ありがとうございます。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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